「本当にそれ、好きなの?」
先週は、営業の仕事のトラブルが多くて1週間がものすごいスピードで流れ去ってしまった。そんな1週間だったから、金曜日には先輩後輩が混ざり合った飲み会があっても、それなりに飲んで楽しく過ごせた。それなりにね。
4時間くらいがたっただろうか。その飲み会が終わって、後輩営業と電車で帰っていると悩みを打ち明けられて、その悩みを聞くために途中下車。もう一軒、飲みに付き合った。
その悩みというのは、元彼とヨリを戻して関東から関西に引っ越すか悩んでいるというもので。そこに踏み切れないのは、本当に元彼とヨリを戻していいのかっていうところと、東京を離れたくないし、ジュエリー作りの夢を捨て切れないから、らしい。
正直私は彼氏はいるけど、結婚していないので、元彼とどうなったらいいかと聞かれても、説得力もないし、よくわからない。だからそこは自分で決めればいいと思ってしまう。
でも、「ジュエリー作りの夢」ってところに関しては、言いたいことがあった。
「そのために今、何をやっているの?」
もう、これが全てだと思っている。
大概、みんな夢を語りたがるけど、何もしない。わたしも昔はそうだった。夢語り人ちゃん。夢語るだけで、気持ちよくなっている。そういう人。
やっていることの中身の量や質の差はあるけれど、やっているか、やっていないか、そこが重要なんじゃない?って。
彼女の答えはやっぱり想像通り、何もしてなかった。から言った。「本当にそれ、好きなの?やりたいの?」って。
正直言うと、好きじゃなくても構わない。でも行動しないと何も始まらないよね。
彼女には、わたしの言葉は響いてなかった気がするから、しばらくは悩み続けるんだろうな。客観的に見たら、シンプルに解決できるのに、渦中にいると終わりのない迷路に迷い込んだような気になってしまうものなのかもしれない。
シンプルに考えて、とことん考え抜いて、ひたすらに行動する。作り続ける。
結果が出ている人は、多分、それだけをやり続けている人だと思うんだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?