記憶を蘇らせるもの
-匂い-
わたしは香水の匂いが好きで、好きな人が使っていた香水は絶対に忘れない。街でその香水の匂いがすると、「近くにあの人がいるんじゃないか?」なんても思ったりもする。匂いは記憶と深く関わりがあるって、体感する。
でも、記憶を蘇らせるのは匂いだけじゃない。音楽とか雑誌とか小説家とかも。それらも人を思い出させるきっかけになる。
最近は特に音楽で。
Spotifyでシャッフル再生していると、「これ、好きだったあの人のこと思いながらよく聞いてたな」って思うことが多い。だから曲によって思い出される人が違って面白いし、不思議な感覚になる。(たまに切ない気持ちになったりもするのは、まだ忘れられてないからなのかな?)
別に恋愛だけではないけれど、経験を重ねると、今まで何も思わなかった物事に対して、新しい感情が生まれたりして。
感じることが増えていくというのは、とても幸せなことだと思う。1つではない感情がたくさん生まれて、それはシンプルではないのかもしれないけど、何層にも重なってとても美しいものなのではないのかなって。
「過去」のよかったことも、そうじゃなかったことも、経験できたことでしか今の自分は作られないんだよね。
あ〜あ、当たり前なことなこと言っちゃったよ。
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