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【4;swords】そうだ、おん あぼぎゃ。

闇を抜けたと思ったら心臓破りの上り坂で、その途中で沼にはまりました。


具体的にいうと、バセドウ病の症状が落ち着いて人生を明るくとらえられるようになったところで、ビジネスを始めたが売れ行きは芳しくなく、バイトもまたダメでした。ついでに、Note の更新頻度を上げよう、平日毎日投稿から始めてみよう、って思ったらその月曜日に停電が起きました。そんな時にまたバセドウ病の症状再発。手指が震えたり心臓の鼓動がおかしかったりします。


ちょっと、もう、さすがにしんどい。


だけど、私は以前の私とは違います。
こういう時、「人間してんな~」って思います。人生絶好調だけじゃ面白味ゼロです。
それに、この状況は明らかに私のせいじゃないし、あと、何か意味がありそうです。

私は見えない存在を信じる派です。大いなる存在だか、主だか神だか天神だか宇宙だかフォースだか。全部同じようなものだと思うので便宜上ここでは「おん あぼぎゃ」とします。(ポジショントーク)

おん あぼぎゃが仕向けているのだと思うと、辛くないし孤独感もない。
「もぉーう、なぁーにぃー?いーじーわーるー!!!」
って、にやにやしながら鼻ふんがふんがさせながら次の展開を待ち構えたい。



そこで、私は一旦すべて投げ出そうと思います。


そんなタイミングで、家族プチ旅行の予定が迫っていることに気が付きました。
毎年、娘たちの誕生日祝いに、家族で近所のエアビーを借りて非日常を過ごすのが恒例行事で、今年も何か月も前から予約していたのでした。

ここ、ニュージーランドはご当地な観光地は無いけれど、街を1時間もドライブすれば全くの別世界に行ける異国の地。
山を3つ超えて森を2つ抜けて野原を4つ走った先にある小高い丘にちょこんと建つ、赤い屋根の小さなログハウスに泊るのです。シルバニアファミリーのお話みたいでしょ?
そこはWi-Fiもついていません。電波も入りません。

そこにさらに、スマホやPCなどの電子機器一切も置いていこうと思います。


ほんとうの、ほんとうのデジタルデトックス。


もう、こう考えだすと、坂道から沼のあたりからこの家族旅行までセットで、おん あぼぎゃが用意した演出としか思えません。

旅行先の天気予報は雨。なんなら暴風雨警報ですけどね。
最終日に虹なんか見れちゃったりするかも。



さ、帰ってきた後私、どうなってるでしょう?
もう、もっと深い沼にはまってたりしてね( ;∀;)
それでも大丈夫。おん あぼぎゃの仕業ですから。




では、また会う日まで。(´▽`)ノ

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Saeh(さえ)*タロットエッセイ*
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