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占術エッセイ-奇門遁甲編

エッセイと題して占術のあれやこれやを私的に思うところをつづります。そう私的にですのであしからず。

それでは

奇門遁甲編

奇門遁甲(きもんとんこう)は三国志にでてくる諸葛孔明が戦術に使ったとされる術です。(史実は確かかどうかはわかりません)ロマンがありますよね。私はこの文句で興味を引かれた術です。(映画レッドクリフの諸葛孔明役の金城武さんがカッコいいというのもちょっとだけあります。懐かしい!)方位術として使われるものですが、私は主に卜占(ぼくせん)で使用してます。

この卜占が面白く、完全に魅了されてしまってます。ちなみに毎週だしてた『こよみ』のその日の気配を読むのに奇門遁甲も参照して出してました。今は少しお休みしておりますが、また、毎週『こよみ』も再スタートいたします。

卜占=失せ物占と言われるほどに占術として長けてます。

以前にお客さまが『ある探し物をしてるのですが、みつかるでしょうか?』と、何を探してるのかも言わずにその言葉だけで相談されました。

私は内心ワクワクして、失せ物占として奇門遁甲盤を出しました。

探し物、それはどんなもので、どの方位あたりのどんなところを探してみたらいいのかを伝えました。どうやら当たってますとのことで、、ただ、なかなか見つからないと出てましたのでそのことも伝えましたら、『やはりそうですか』と、なんとなくわかっておられました。

その探し物は物ではなく、ざっくりですが古い昔の地図で、その土地が存在したことを確認したいとのことでしたので、探したら必ず出てくるものではないからです。もちろん登記があるものではないからとのことです。
なかなか難しい探し物でしたのでよくぞ奇門遁甲で出てきたなと占術に関心しました。

もちろん、六壬神課(りくじんしんか)も探し物は出せるので、同じタイミングで課式を出しましたらやはり同じような内容が出たので私が驚きました。面白いですね。

また、奇門遁甲は瞬間移動という技も使えまして、あっ、忍者のようにドロンとする訳ではなく(^^;;
目的を吉にするために時間の変わり目をまたぐ前に移動し、目的の場所と時間を吉にするという技です。

以前、どうしても交渉に勝ちたくてそのための奇門遁甲盤を出して交渉の待ち合わせの前に別の場所へ吉になるように移動してから交渉場所へ行きました。重ねてその時間の吉方位に座ります。(勝つ方位をとります)なんとなく意識してたら、バッチリ相手より勝てる方位に座れたときには、これはいけると思いました。

結果は成功しました!このときの感動は今でも忘れることができません。諸葛孔明のように羽扇子をバサっと一振りしていませんが、気分はそんな感じでした。

もちろん、方位術ですから引越しや風水の処方にも使えます。
ほんとうに興味深い占術です。

まだまだ、術を使いこなすには熟練が必要ですが、とにかく奇門遁甲という術に魅了されてることだけは確かです。




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