【ラジオ日記】EXIT・兼近大樹の苦悩
EXITのりんたろー。が、2023年6月30日放送のニッポン放送『EXITのオールナイトニッポンX』で、兼近の苦悩を明かした。
オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の半生を描いた、日本テレビ系ドラマ『だが、情熱はある』の【オードリーブレイク後、雑誌の取材撮影で指示された動物の帽子を素直にかぶれない若林】というシーンを観て、若林正恭と兼近大樹がダブって見えてしまったというりんたろー。。
兼近も若林と似ていて、実は、衣裳を着ていても、仕事用ではない写真撮影は「全部、無表情」で写るそうで兼近は「自分と折り合いつけれないのよ」と告白。だが、尖ってるとも思われたくないという。
兼近は撮影の際、カッコつけて写真を撮るのが嫌いなので、あえてやり過ぎて、それを隠しているそうで、また、今でも写真撮影が長くかかると、ポーズを取らなくなると自身のひねくれを語った。
りんたろー。も最初は注意していたが、「もう、関係ねえな!かねちはかねちで思うところがある」と考えるようになった。実際、最近行われたりんたろー。の結婚式・披露宴に関しても、出席した兼近は集合写真で無表情、ご祝儀も出していないという。
ドラマで、若林のそれを了承する戸塚純貴演じる春日俊彰を見て、りんたろー。は、自分とダブって見えたと語った。
また、りんたろー。は元々山里が好きで、山里の著書を読むなどして芸人を目指し、ドラマにも山里側から入ったが、兼近の事もあって若林に興味が湧き、若林の本を読み返し、ラジオも聴いたという。
そして若林の、「世間とズレてる自分が悔しくて、自分のこと好きだけど嫌いで、余計なこと考え込んで、自意識が強い」というセリフを聞いた瞬間、「かねちやん!全部!」と思い至ったと語った。
兼近の苦悩
これを聞いた兼近は、ドラマの2人のように、共有できる誰かがいることを羨む。
さらに2人の羨ましいところに「それを出せるところ」と挙げ、「それをもう一つのキャラとして、芸が成り立ってるわけよ」と解説。対して自分は「やってることと、本当の性格っていうか内面が、全部ズレてるから…、なれないのよ、そういう風に。」とこぼした。
本当の兼近は、山里のように妬み嫉みを持ちつつもそれを笑いにしたい、また若林のようにナナメから見るのも好きで超イジワルいところもあるが、実際、そこを兼近に求めている人もおらず、兼近がそういうネタをやってもウケない。世間のイメージと真逆なため、「それを出せない、出せる場所が無い」と語った。
飲み会などは完全NGだった兼近も、最近は変わってきたそうで、それは若林も変えていってるからだという。若林の本もたまに読み、フェーズを変えていってると明かし、りんたろー。はそんな兼近のSNSを見て、「ムリすんなよ…」と思っていると答えた。
実際兼近は、本来は1人か、同居人と居たいそうで、また、若林が1人の時、自身とめっちゃ会話してるという部分にもシンパシーを感じていた。
話の最後に兼近は、「まあ、顔がカッコいいからなあ、俺ってなあ」と冗談交じりに、それが1個ややこしい部分だと自己評価を語り、急にカッコいいと祭り上げられ、テンパってしまったと告白した。
一方でりんたろー。はめちゃくちゃモテて来たので、自身のビジュアルがカッコいいと思っていた。だがNSCに入り、イジられるようになって、実際の理由は、持ち前の人柄だったと気付かされたという。
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