【ラジオ日記】オードリー卒業の衝撃!ヒルナンデス!は人を育ててくれる場所
2023年6月29日放送の『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0(ZERO)』で、村上が「もう、つらくて…」と、前日6月28日の放送で行われたオードリーの『ヒルナンデス!』卒業を嘆き、泣いたと告白。
相方・野田クリスタルをはじめ、他の共演者のテンションが自分と揃っていない事に、「気丈に振る舞ってるんですか?」と疑問を口にした。
28日は、朝起きた時からオードリー卒業の事を考えて気が重く、午前中は『それいけ!大宮セブン』のロケへ。そのため、いつもより遅く日本テレビに入った事で、偶然、若林正恭と同じエレベーターに。しかし他の社員たちも乗っていたので「最後ですね」とも会話できず、無言でエレベーターの画面を眺めていたという。
そして降りる11階の手前で2人きりになり、村上が「最後ですね…。さみしいとかありますか?」と口を開くと、若林は「やっぱりね、10年以上やってるからさみしいねえ」と答えたという。
その後、ドアが開いて出る時に、若林は「いや~なんかすごい今楽しいから、辞めるなんて言わなきゃよかったかなあ」と口にしたため、村上は若林の後ろを歩きながら、涙ぐんだと明かした。
村上はスタジオで出演者が横並びになる時、場所は若林の近く。前室での席も、野田・村上・(机の角)・井桁弘恵・若林・川田裕美…とほぼ決まっていて、【村上・井桁・若林】でよく喋っていたので、この時間が無くなることもさびしかった。
卒業の前週は、若林が「この時間も無くなるね」と3人で写真撮影。感極まり、井桁がLINE交換を提案してくれたので、3人でLINEを交換した。
そして卒業の日はオードリーと関わった歴代のスタッフも交え、出演者も全員で写真撮影。村上によるとスタッフで泣いてる人もめっちゃいたそうで。お客さんも泣いていたという。
そして手でアーチを作り、「お疲れ様でした!ありがとうございました!」とオードリーを送り出した。
しかしその後、3人のLINEは一向に動かず、「どういうことですか!?」とこぼした。
そんな村上の嘆きに対して、努めて冷静に聞いていた野田は、「その時言った南原さんの一言が全てを集約してたかな」と回答。
MCの南原清隆は、「短すぎる」とレギュラー共演できるようになって間もない(2022年11月~)ことをツッコミ。
また、野田から見ても、「村上ごときが泣くな」という感じだった。
南原「お前、シーズンレギュラーみたいなもんだろ!」
村上「時間じゃないです。濃さ」
と返したが、野田は、「内容にしてもまだ薄いって、さすがに」と南原の肩を持った。
村上はヒルナンデス!の共演者とはまだ食事にも行ったことが無いらしく、だが井桁がなんとかしようと動いているそうで、野田の下にも井桁から「みんなでご飯」とメッセージが届いていると答えた。
野田は加えて、「吉村(崇)さんがやりづらくなる」と村上を制す。新水曜レギュラーとして、3カ月前に木曜レギュラーになった平成ノブシコブシ・吉村崇が移籍してくることも、この日正午の『ヒルナンデス!』で明かされた。
野田は、自身も『和牛』と入れ替わりなので、スタッフが和牛のいた感じ、和牛と同じ役割を求める感じ、未練などを思わせない気遣いをしてくれている、と感じていた。
それを聞いた村上も切り替えを約束。加えて自分達がいつか番組を卒業する時の事を思って、悩んだ。
若林側の視点
一方、7月1日放送の『オードリーのオールナイトニッポン』で、若林が当時の模様を語った。
2~3週間前から、井桁と村上から「なんとか撤回できないですかね」と懇願されていたと明かす。
そして最後の日28日には村上と同じエレベーターに乗り込み、他のスタッフもいた中、「なんとかなんないですかね?」と言われ、「さすがにならないよ、これは。事前にスタッフさんとお話させてもらった事だから」と、村上をなだめた。
そして「一番楽しい時に卒業できるって事は幸せな事だな」、「今が一番楽しいからね。名残惜しいよ」と語ると、村上は感極まったと明かした。
しかし春日俊彰は「そんなに付き合い長くない」とピシャリ。レギュラー共演してまだ8カ月で、にもかかわらず村上が想像より熱い人で驚いたと語った。
前室で、MCの南原はしんみりしないように明るく努め、村上には「そんな(泣くほど長く)共演してねえだろ!」とツッコミ、村上は「でも、さみしいですよ…」と返した。
そこで村上に「他で会える」と言ったところ、春日とはTBSの『ベスコングルメ』で会えるので、「春日さんはいいんすよ!」、「(若林さんとは)どこで会えばいいんすか!?」となっていたという。
村上が加入してから、前室やCM中にみんなでしゃべるようになったと明かした。
(お笑い好きである村上のオードリー愛は大学入学で上京し、お笑いライブを観に行くようになってから芽生えたようで、その想いは以前の『マヂラブANN0』でも、ドラマ『だが、情熱はある』を観ていて、後に描かれるであろう【M-1GP2008 オードリー敗者復活】のシーンに当時自分達マヂカルラブリーもそこにいたと語り、明かし、後日、脚本を手掛けた今井太郎と面識がある(囲碁将棋の作家)事から、そのシーンの会場の司会者(実際は藤井隆であるが、藤井は前田健をモデルにしたタニショー役で出演)として出演を果たした。)
そんな憧れを持って活動している村上を見て、オードリーの間では、芸能界をかなり楽しんでいる芸人は村上ではないか、となった。
オードリーの卒業に関しては井桁も最後まで言ってくれていて、28日は歴代のスタッフも見に来て、ずっと泣いてる若いスタッフも1人いたという。
ただ、泣いてるスタッフの数は阿佐ヶ谷姉妹や和牛の時の方が多いらしく、春日は、スタッフが泣いてくれるか不安だったと明かした。
ちなみに、ロケで共演した松本明子はお礼の手紙をわざわざオードリーの所属事務所ケイダッシュステージまで直接持って来てくれたという。
『ヒルナンデス!』への心残り(?)
28日の放送中、春日の鼻歌当てクイズでは、春日の頭をバインダーで叩く流れが。
進行役の若林はみんなの頭を叩いたが、最終的には南原さんを叩きたかったと明かし、実現には至らなかった。
放送後には、スタッフ全員のメッセージやアルバムをもらい、中には先に卒業した阿佐ヶ谷姉妹からのメッセージもあった。
若林は帰りに南原の楽屋に挨拶に行き、感極まったと告白。南原とはマンガの貸し借りや、プライベートでも食事やスポーツ観戦、映画鑑賞に行くほどの仲になった事をかねてから語っていた。
南原からは妻へのプレゼントももらっていたため、そのお礼に楽屋を訪ねた。
実は、南原から何かをプレゼントされることは多々あり、その都度お返しがてら楽屋を訪ねると、南原から「どうした?」と聞かれ、若林が「大人になりました」と返すというやりとりを毎回していたと明かし、今回も同様のやりとりを重ねた。
すると最後の日に南原は、「おめでとう」と両手で握手してくれたのでグッときたと語った。
次週からは平成ノブシコブシ・吉村崇が入れ替わりで加入。『しくじり先生 俺みたいになるな!』でレギュラー共演している若林は、「居心地よさそうなのですぐにも行きたい」と語った。
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