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【ポケモンBDSP】バトルタワーマスタークラス100連勝達成パーティ解説【ダブルバトル】

 こんにちは。のえ(@Saegusa_KEY)と申します。
 ポケモンBDSPが発売されて早1週間が経ち、クリア後の要素を楽しんでいる方も多くいらっしゃるかと思います。そしてクリア後で最も大きな要素がバトルタワー。BP稼ぎや100連勝によるトレーナーカードのランク上げをしたい方は避けて通れない要素となっています。
 私も例に漏れずBP稼ぎを目的にバトルタワーをプレイしていたところ、ダブルバトルマスタークラスにて100連勝を達成しました。現在、バトルタワーシングルバトルのサンプルパーティが多くのブログや動画サイトで紹介されている中、ダブルバトルのパーティ紹介・解説が少ないと感じています。この記事では私がバトルタワーダブルバトルマスタークラスにて100連勝を達成したパーティの詳細と戦略について解説します。

▶なんでダブルバトル?

 私がバトルタワーでシングルバトルよりダブルバトルを推奨している理由は『運による敗北をケアしやすい』からです。
 バトルタワーをプレイする上で最も頭を悩ませるのは以下のような運負けです。

・一撃必殺技の連続ヒット
・「ひかりのこな」「せんせいのツメ」の発動

 バトルタワーをプレイしている方は上記のような理由で敗北を経験をしているのではないでしょうか?特にシングルバトルでは3匹しかポケモンを採用できないため、1度これらのようなことが発生すると単純に手数が少なくなってしまい、そのまま敗北に繋がってしまうことが多いかと思います。しかし、ダブルバトルは4匹のポケモンを採用できることから1匹の瀕死による影響が少ないこと、集中攻撃による躱し(ついでに「きあいのタスキ」)や「まもる」の使用による「せんせいのツメ」発動をケアをすることができます。
 100連勝を目指す上でもっとも重要なのは『安定感』です。ある程度安定していて、とんでもない運負け以外で敗北したくない方は上記のような理由からシングルバトルよりもダブルバトルを私は推奨します。
 また、ランク10での7連勝の報酬がシングルバトルは35BPに対し、ダブルバトルは50BPなので、BP稼ぎ効率においてもダブルバトルは優れています。

▶パーティ紹介

先発①:ガブリアス

個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:0-252-4-0-0-252
 説明不要の4世代の主人公。高い攻撃と素早さから繰り出されるドラゴン+じめんの技範囲はいつになっても強い。特性の「すながくれ」は後発のバンギラスの「すなおこし」と相性が良く、「さめはだ」より発動した時のアドバンテージが大きいためこちらを採用しています。行動保障のため持ち物は「きあいのタスキ」を採用。

ドラゴンクロー:げきりんは攻撃対象を選択できず、ドラゴンダイブは命中が安定しないのでこちらを採用。
じしん:安定の高火力地面技。全体技なので味方の巻き込みに注意。
いわなだれ:じしんと違い相手にのみの全体技。30%の怯みによりワンチャンを作れます。命中率が90なので積極的に打ちたい技ではないが強力。アイアンヘッドと選択。
まもる:縛り解除、トリックルームの時間稼ぎをするために必須。

先発②:ラティオス

個体値:31-×-31-31-31-31
努力値:0-0-4-252-0-252
 高速高火力ドラゴンその2。ガブリアスの全体技+メガネラティオスの攻撃により1ターンで確実に1体を処理して数的有利を取ります。特性が「ふゆう」であるため、ガブリアスのじしんに巻き込まれる心配がなく横の相性がいいです。

りゅうのはどう:命中安定のドラゴン技。大体はこれかサイコキネシスを連打します。
りゅうせいぐん:ガブリアスが動かせない+どうしても1体倒したい時のために採用しましたが、やはり命中率が不安なので結局1度も使いませんでした。くさむすびのほうがドサイドンやトリトドンに打点を持てるのでいいかもしれません。
サイコキネシス:メインウエポン②。等倍であるならりゅうのはどうよりこちらのほうが威力が若干上です。格闘タイプ、ふゆうのマタドガスによく打ちます。
10まんボルト:対水、飛行、上記3つの技が通らない鋼タイプに打ちます。

後発①:ハッサム

個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:252-252-0-0-0-4
 必殺仕事人。先発のドラゴンが削ったポケモンを高火力の先制技で掃除します。また、相手の先発こおりタイプに対して後出しできるので先発ドラゴンと縦の相性がいいです。持ち物は「こだわりハチマキ」での運用をしていましたが、ガブリアスと並んだ時に横からの「じしん」と相手からの炎技を守りたい機会が多いと感じ、「いのちのたま」を採用しています。

シザークロス:メインウエポン①。主にクレセリアに打つことが多いです。
バレットパンチ:メインウエポン②。削れた相手はこれでお掃除します。
かわらわり:ノーマルタイプ、バンギラス、壁の対策で採用。
まもる:縛り解除、味方からのじしんを防ぐために使います。

後発②:バンギラス

個体値:31-31-31-×-31-0
努力値:252-252-4-0-0-0
 天候変更+後出しの安定感から採用。先述の3匹では雨パーティに勝つことができないため、天候の書き換えは重要です。また「すなおこし」によりガブリアスの「すながくれ」が機能します。ユキノオーやレジアイスに対して後出しすることが多く、後出し時の氷漬けを防ぐために持ち物は「ラムのみ」を採用。トリックルーム対策で勇敢最遅個体を使いましたが、トリックルーム下のドータクンを抜けないため、普通に意地っ張りHAでも問題ないと思います。

いわなだれ:相手のみの全体技。タイプ一致なのでガブリアスのいわなだれとは火力が段違いに高いですがやはり命中率が90なので過信は禁物。
かみくだく:安心安全のタイプ一致技。クレセリアとドータクンはこれで処理します。
じしん:自由枠。対ヒードランに安定した打点が欲しかったので採用。
まもる:いつもの。

▶戦略

 基本的には先発のガブリアスのじしん+メガネラティオスの攻撃により1ターン目で1体を処理して数的有利を取ります。ドラゴン2匹が消耗する頃には相手のポケモンはかなり削れているはずなので最後はハッサムのバレットパンチとバンギラスが発生させる砂嵐で処理します。
 ただし、先発レジアイスやれいとうビーム持ちのクレセリア、ドータクン+ユキノオーはガブリアスとラティオスではどうすることもできないため、集中攻撃するか素直に交換して後発の2匹で処理しましょう。

▶要注意NPC

エリートトレーナー♂のサブ 先発:ユキノオー 後発:コータス
エリートトレーナー♀のファナ 先発:ドータクン 後発:ロトム(水)

 相性最悪のドータクン+ユキノオーの組み合わせを繰り出してきます。ドータクンはトリックルーム、ユキノオーはふぶきを選択してくるので、徹底してユキノオーを集中攻撃してふぶきを打たれる前に処理してください。コータスが出てきた後はガブリアスはまもる、ラティオスはバンギラスに交代して天候を変えてふんかを受けます。あとはコータスを倒せば、盤面は2対1の状況を作れるので有利になっていきます。

エリートトレーナー♂のメルバ 先発:スイクン 後発:トゲキッス
エリートトレーナー♀のアグネス 先発:ガブリアス 後発:バンギラス

 シンプルな高種族値スタン。相手のガブリアスはまもる、スイクンはこごえるかぜというレート戦もびっくりな戦術を取ってくるので、こちらのガブリアスも一旦守るを選択して様子を見ましょう。後発の2匹はどちらもハッサムに弱いので、先発さえ凌げばあとは楽です。

エリートトレーナー♂のブンシ 先発:ニョロトノ 後発:サンダー
エリートトレーナー♀のアグネス 先発:キングドラ 後発:ハッサム

 レート戦に出てきそうな雨パ。こちらの先発はキングドラに上から殴られてしまうのでガブリアスをバンギラスに交代して天候を変え、ラティオスが一番速い状況を作ってください。そのままキングドラを処理すればあとは流れで。

▶さいごに

 ここまでお読み頂きありがとうございました。
 このパーティは横、縦の相性補完が優れており、ノーマルクラスの49連勝、マスタークラスの100連勝を簡単に達成することができました。100連勝がなかなか達成できない方やダブルバトル入門の方はぜひ使ってみてください。
 また、私はスプレッドシートを活用して遭遇したNPCのパーティをメモしながら対戦をしていきました。連戦すると同じパーティに遭遇するので型や後発のポケモンがわかり、立ち回りやすかったのでよかったら活用してください。データが多いほど戦いやすいので、ここにないパーティと遭遇したらガンガン追加してもらっても構いません。
 それでは!

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