現状維持バイアスを外す3ステップ
周りの状況が悪いことはわかっている。
今の自分を変えたほうがいいことはわかっている。
そう。頭でわかっていても、いざ変わるための行動を始める事は難しいということは、実感があると思います。
行動しない理由は様々です。「時間がないから」「自分は忙しいから」「もしかするとやっても意味がないから」
こうした理由が出てしまう人は、心底思っていないからこそ、こういう言葉が出てきます。潜在意識の中で、現状を現状のままにしたいという欲求があるのです。これが「現状維持バイアス」です。
とくに現状に大きな問題がないならば、わざわざリスクを取ってまで変化する必要はないと考えてしまう傾向にあるのです。人はこうした毎日がずっと続くと考えて、なかなか今のこの現状を抜け出そうとはしないのです。
この現状維持の先にあるリスクを見積もることが困難なのです。
抜け出すためには、単純明快3ステップです。①自分は現状維持バイアスにとらわれていることにマインドフルに気づくこと、②現状維持をした場合と変化した場合の将来を言語化すること、③挑戦の一歩を考えて踏み出すこと。
①現状維持バイアスは誰にでも働くものです。このことにまず気づくことです。口では変わりたいというだけで、変わった気分になってしまうもの。本当に変化した部分は何かを見つめること、実際に動けていないことを確認するところから1歩は始まります。この分析の段階で動けていなくてもいい。逆に、「動けていないこと」を「動いている」と誤認識しないことが最も大事です。
②現状維持した場合の未来をまず考えましょう。結構みすぼらしい自分が待っているのではないでしょうか?これはしっかり言葉にして書き出してください。書き出さないと曖昧なまま、流してしまうことになります。しっかり言葉にして、書き出す。POWERPOINTでもEVERNOTEでも、紙でもいい。とにかく、言葉にする。そうすると客観的に見えますから。そして変化した場合の未来も書きましょう。目標が定まりますから。
③挑戦の一歩を考えてみましょう。明日できることを明確に書き出す。明日ですよ。明日。できれば今日でもいいですが。未来を1年後のことを考えても、それはそれで意味はありますが、未来は今日の積み重ね。今日が進まなければ、1年後も進んでいません。今日、明日にフォーカスすること。それこそが未来を作ります。
さぁ、今日何をしますか?
自分で計画を建てられない方は、お手伝いをしております。3ヶ月で変わりたいという方、ぜひお声がけください。ワークハピネス実践講座でサポートします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?