004/鋭利な武器
人間は誰しも使い方によって形を変え、簡単に使えてしまう武器を持っている。
「言葉」という武器だ。
SNSが普及しすぎている今、昔以上にその武器によって傷つけられている人が増えている。
最終的には最悪のパターンを選択してしまう人もいる。
それを選択した理由が「誹謗中傷」ならば、メディアは「自ら絶った」と報道していいのだろうか?
顔も名前も知らない不特定多数の誰かの心ない言葉で刺され続けたのだから、そう伝えるのはおかしいと感じてしまう。
50音や26文字などの組み合わせによって、簡単に嘘をつけてしまう。
今では拡散もできてしまう。
人間は人間を不幸にさせることで幸せを得られるのだろうか?
それが本当の幸せなのだろうか?
対芸能人なら尚更いいと考えるのだろうか?
いつからそんな世界になってしまったのだろう。
誰かを助ければ「売名」
少し間違ったことを言えば袋叩き
ヒールを演じただけで直接暴言
もう心の中で思うのは百歩譲っていいとする。
ただ、言葉に出して言う、Twitterに投稿する。
それは違うと思う。
ストレスが溜まったから何も関係ない人を捌け口にするなんて許されたもんじゃない。
尊い命を簡単に奪う権利は誰にもない。
あるのは救う権利だけだ。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
また読んでいただけると幸いです。
ではここで、失礼致します。