009/不十分
「たりてる人間」って何だろう。
たった今、ふとこの言葉が頭に浮かんだ。
お久しぶりです。
2021年初noteです。
約2時間前まで「明日のたりないふたり」の配信ライブを観ていました。
12年間、ユニットとして活動していたコンビの解散ライブ。
笑いあり涙ありの素晴らしいライブだった。
いや、素晴らしいで片付けてはいけないのか。
企画・演出をされている安島隆さんのお願いにあったように、ライブの内容には触れられないから余計にうまく伝えられない。
語彙力がたりない。
ライブ終了後、視聴画面が静止画に切り替わった瞬間全く動けなかった。
不思議な感情にもなった。
もう本当に2人の漫才を見られないのかと思うと寂しいし辛い。
そんな気持ちが強いなか、どこか片隅ですんなり受け入れてしまっている自分もいたりして。
純粋に「お疲れ様でした」と言えたらどれだけ楽だったんだろうか。
話は変わるが、果たして「たりてる」って何だろうか?
友人が多いこと?
学力高いこと?
多才であること?
結婚していること?
自分なりにたりない頭で考えてみたけれども、結論が出てこなかった。
他人に羨ましがられるような事があったとて、どこか弱点があるはずで。
完璧な人間なんているはずがなくて。
そう考えてみると、あの人もこの人も「たりない人間」なんじゃないか?と。
とはいえ程度があるんだろう。
顕著にあらわれる人、そうでない人。
自分自身前者であることは自覚している。
救いようのないクソ野郎です。
だからこそ今回の配信ライブを観て、お2人を観て
「自分もたりてない部分に目を背けずに、ちゃんと向き合っていかなきゃな」
と強く感じた。
あまりにも濃密すぎた2時間、ありがとうございました。
アーカイブも観ようと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
また読んでいただけると幸いです。
ではここで、失礼致します。