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【協力隊日記】協力隊は週何日活動するのか
結論からお伝えすると、"配属先に準ずる"です!
例えば、公的機関や学校配属だと授業がない金土曜は休みになるし(エジプトは金土曜が休日で日曜始まり)スポーツ隊員は、通常学校の授業がない時間帯での活動が多いので、朝や夕方以降の時間帯で練習していたりと配属先によって様々です。
また、日本では学校が夏休みの期間も部活があったり仕事があったりと教員は出勤していますが、エジプトでは3ヶ月にも渡る長期の夏休みは活動が全くない隊員もいるようです。
配属先に準ずるといっても、職員がいる時間そっくりそのままいなきゃいけない!っていう所もあるかもしれませんが、隊員の活動日や時間についてはカウンターパートと話して決めるか、その日、その時の状況によって柔軟に行動するのとが大切かなと思います。
"一体これはなんの時間なんだろう"
多くの隊員が感じることではないでしょうか笑
これを同僚たちとのコミュニケーションの時間としてただ一緒に過ごす事も最初のうちは大事かもしれませんが、異国の地で言葉の壁もあるコミュニティに飛び込むと想像以上のストレスと疲れが溜まっていきます。
身体も心も我慢するし続けると、本当にしんどくなる時が来るので、そうなる前に今日は切り上げよう!と決めて同僚に一言かけて早めに帰って休む事も時には必要と思います。日本人特有のこれしたら、これを言ったらどう思われるかな…と考えて変に空気を読んでいたら一生帰れませんので笑
ちなみに私の前回のカウンターパートは、今日はサッカーの試合観戦があるから!とか歯が痛いから!とかで早く帰る事が多かったです。そんな感じなのに、本気モードになるとめちゃくちゃ頼れるし人脈も広くて色んな人から信頼されていて、彼は私の今まで出会った外国人の中でダントツリスペクトしている最高すぎるパートナーでした(恋しい〜)
一方、現在の私の配属先であるNGOは基本年中無休です。学校がある期間でも生徒の多くが通う学校は2部生になっているため、午前中は通常の学校に通い午後はNGOが運営するアカデミーに来て授業を受けています。エジプトの休日である金土曜は地域の子どもたちを集めて色々なアクティビティを提供しており、一見休日が皆無のように見えますが、職員たちは順番に休みを取ったりしています。
私の活動日は、幼稚園や地域の子どもたちへのクラスは曜日で固定されていてクラスがない日もありますが他のボランティアや同僚のお手伝いをしたり、ただお喋りしたりしています。
イベントごとがあったり、ゲストが来ると週に1日も休まず配属先に行くこともありますが、何もなければ少なくとも日曜は完全休日です。
ただ一日中いるわけではなく、日中だけ、夕方からなど時間は限られているのでそんなにカツカツなスケジュールではありません。
夏休み中は子どもたちが暇を持て余しているので、アクティビティやクラスの数も多かったですが、今は子どもたち、生徒が毎日の宿題や学校の授業、テストに追われていて活動時間(プラスアルファのアクティビティやクラス)は少なめです。
前回の派遣されていたマダガスカルでは、教育事務所への配属で、地域の小中学校を巡回して体育授業をサポートするという内容でした。毎日、日が登る前に家を出て朝6時から体育の授業をして、お昼で一回帰るものの、午後また別の学校に行って18時まで授業しており、移動は全て自転車。土曜も青少年センターで活動したり、日曜は部活動の運営もしたり、児童養護施設や聾学校に行ったりしていたので今とは考えられないくらい活動量はおかしかったです笑
今同じことやってと言われても、無理ですね。体力ありません。心と身体も年とりました笑
あの時も誰かにお願いされたわけでもなく、自分が好きで本来の活動にプラスアルファをたくさんしていたのでよくやってたなと自分でも拍手したいくらいです笑
ただ毎月のように体調を壊し、何度も何度も病院にお世話になっていたので、それからだいぶコントロールできるようにはなったかなと思います。
話は逸れましたが、活動日や時間、休日は配属先に合わせるのが基本ですが休みが欲しい時(任国外、任国内旅行など)は随時相談して取ることができます。
これこれの理由で、この日にち休むね〜
おっけー!みたいな感じでかなり緩いです笑
任地を離れる旅行や、任国外旅行の時は休暇申請書といって、配属先長かカウンターパートに指定の書類にサインをもらってJICA事務所に提出するというルールがありますが、それ以外で休む時は配属先が把握していればJICA事務所に伝える必要はありません。
※体調不良などの場合は、JICA事務所の健康管理員に連絡、相談した方がよいです。
ちなみに前回は、健康管理員にも幾度となくご心配をおかけし、警察を巻き込む事件にも巻き込まれたりとブラックリストに載ってるんじゃないかレベルでJICA事務所には迷惑をかけてしまっていましたが、今回は今のところ病院にも警察にも全く関わりなく平和に過ごしています。
今後も気を引き締めて、自分の身は自分で守り続けたいです。
最後に、協力隊の2年間は配属先での活動はもちろん空き時間に何をするかがとても大切だと思っています。今の活動に活かせること、帰国後のキャリアに活かせることなど自身のスキルアップのための勉強を私もしているところです。
自分の興味のあることや好きなことを学んでいる時間は本当に楽しいです。一生学び続ける姿勢は持ち続けたいですね!
それでは、また〜