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陰ながら私を支えてくれる人たち


私の配属先がある地域はスラム街にもなっていて治安の問題で住むことができない。
この前ようやく、ミニバスを降りてから3分程の徒歩移動の許可が出た。
それまでは、1人での徒歩移動は禁止だった。

その地域はキリスト教の一派コプト教の方が多く住んでいて、活動先の教育センターと幼稚園に通う子どもたち、同僚も全員キリスト教

一方で私が暮らす地域は、殆どがイスラム教。エジプトの9割はイスラム教なので居住地が一般的なエジプトの姿


もちろんエジプト人としての文化や生活で共通することも多いけど、同じ国の中でも宗教が違うと身なりや習慣、考え方など異なる部分も結構ある

両方知れて、関われるのは超ラッキー


やっと本題!
普段活動先の同僚や子どもたちには、もう感謝してもしきれないくらい助けてもらって色んなことを教えてもらって親切にしてもらってるわけだけど、

実は私のエジプトライフを支えてくれている人たちが他にもいる

それは、家の周りで毎日のように顔を合わせるおじさまたち


警備員のおじさん、活動に向かう時、夕方に帰ってくる時いつもちょっと遠くから手を振ってくれる。行ってらっしゃい、おかえり〜を感じれる一時


屋台のおじさんたち、私は基本的に毎日同じ物を食べてるから同じ場所(行きつけ2件)で同じ物を買うことが殆ど。毎日数分だけどたわいもない会話をする。帰りが遅くなった時は、なんで今日はこんな遅いんだ?と心配してくれたり。たまにお金を受け取ってくれない時もある。朝は目の前を通ると笑顔でヤッホーと手を振ってくる。


八百屋さんのおじさん、いつもそこではキュウリを1kg買いするんだけど、おまけだよ〜とポンポン追加してくれる。市場の野菜は新鮮で安くてとっても美味しい。もうすぐキャベツの時期が戻ってくる!


犬の溜まりどころ、最近赤ちゃんが生まれた🐕毎朝毎晩そこを通って元気かな〜って見るのが楽しみの一つ。


他にもいつも通る道にいるヨッ友たちも含めて、特別なことはないただの日常がすごい心地よい


もっと中心地にも行けば、外国人はまぁまぁいるし、ピラミッドとか観光地に行けば観光客で溢れてる。ここにきて半年経つけどこの街で外国人を見たことがない。恐らく韓国人ボランティア3名と自分しかいないんだろう。

その分今だに歩いてると宇宙人見たかのような目で見られるし、暗くなって出没する男の若者集団にはちょっかい出されまくって蹴っ飛ばしたいくらいウザい輩もいる。


けど、自分の事を同僚たちのようにまでは知らないけど、存在を解っててくれる人たちが日常にいることは嬉しいし安心感もある。


エジプトって、ウザい国トップ3に入ってるみたいだけど多分観光地だけの本当に一握りの人たちだけで、そんな事ないよ〜

色んな国行ってきたけど、見ず知らずの人間に対して"見返りを求めない優しさ"を感じれたのは正直エジプトがダントツかもしれない。

ただこれは私の肌感の話で、うざいって思ってしまう人もいるだろうから

とにかく情報だけにとらわれずに、自分の目で見た事や自分自身で感じる事が大切ですね


最近は、幼稚園でのクラスと週末のセンターでのアクティビティくらいで他の時間は同僚と新しいプロジェクトのミーティングをしたり、ひたすら雑談したり、子どもたちとボールで遊ぶというホワイトライフ
今は宿題、テストが第一優先だから仕方ないね、みんな頑張れ〜!

自分も、有言実行だぁ〜


no pain no gain


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