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Nightbirde〜幸せでいようとする決意〜

私の好きなアメリカのオーディション番組
『アメリカズ・ゴット・タレント』
(原題:America’s Got Talent)

世界中から歌手、ダンサー、マジシャン、コメディアンなど様々なジャンルのパフォーマーが賞金100万ドルをかけてオーディションを行なうスター発掘番組です。

これまでゆりやんレトリィバァさんやとにかく明るい安村さんなど日本人も出場されています。

そのシーズン16(2021年6月8日に放送)に出場してゴールデンブザーを獲得し、準々決勝進出を決めたシンガーソングライター、ナイトバード(Nightbirde)さん

ゴールデンブザーは各審査員と司会者が1シーズンにつき一度だけ押すことのできるもの。 ブザーを獲得した参加者は飛び級で準々決勝に進出できる。

しかし彼女は2019年の大晦日に肺、肝臓、リンパ、肋骨、脊髄のがん宣告を受け、余命6ヶ月、生存率は2%の中闘病生活をしていました。

過酷な闘病の末、奇跡的にも2020年7月に一度寛解しましたが、その後再発を繰り返たそうです。

その中彼女は2021年にオーディションに出場し、見事ゴールデンブザーを獲得しました。

しかしその後症状悪化を受け、がん闘病に専念するため、準々決勝の出場を辞退すると発表しました。


オーディションで披露された彼女自身の闘病生活を書き綴ったオリジナル曲[It's OK]は、孤独の中でも生きる希望を捨てない彼女の強さが詰まっています。

こちらがオーディション番組のオリジナルの動画です。日本語字幕付きとその後については下の方に載せています。


彼女は闘病の末2022年2月19日、31歳で息を引き取りました。

こちらは日本語字幕がついた、ナイトバードさんのオーディションからその後までまとまっているものです。



個人的にとても心に沁みた彼女の言葉

You can’t wait until life isn’t hard anymore before you decide to be happy.
(困難が消えるのを待つのではなく「幸せでいようとする決意」が大事なんです。)

幸せの価値観って人によって違うと思いますが、色々な要素がある中で私にとって1番は家族です。それに気付いた時には、もう取り返しのつかない所まできてしまっていました。家族を通じて幸せになることは別の形で実現もできそうですが、その裏にあるリスクを背負う覚悟は今はできないのが本音です。

だから、人の役に立てることをして自分も幸せを感じれるような人生を送りたいなって思っています。

それでもいつか、過去のことを受け止めて自分を許して幸せになりたいって心から思える日が来たらいいなって思います。



自分のことを知ってる人がいないところに行きたくなったり、もってるものを手放してみたり、境遇は違えど彼女の想いが分かるような気がします。


是非一度聞いてみてください!


It's alright

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