初めての電車痴漢
「初めてのおつかい」みたいな感じになっちゃいました。
痴漢はわたしが「される側」ってことですよ。
どうも、ヤマダです。
これは19歳の時の話。
大学進学のため超田舎から出てきて、都心部で一人暮らしをしておりました。
田舎にいた頃、通学で電車は利用していたものの、通学時間帯でもさして混まない&乗り込む人たちはほぼ同じ人ということで、基本的に親元を離れるまでは痴漢とは無縁に暮らしておりました。
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わたしの初めての電車痴漢は・・・
満員電車ではありませんでした。
だからメッチャびっくりしたんですよ。
痴漢って満員電車で起こるモノと思い込んでいたから。
ちなみに服装はパンツスタイルでした。
大学生だったので確か普通にジーンズだったように思います。
まだまだ全然あか抜けてない、おしゃれも良く分かってない時期のもっさい大学生のわたしに・・・。
しかも友達と一緒だったのに。
3重でびっくり。
痴漢って
・混んでるか混んでないか とか
・(服装が)露出してるかしてないか とか
・一人でいるかいないか って
全然関係ないんですね!
(関係する痴漢もいるんでしょうが、気にしない痴漢もいるんです)
平日の日中の電車内。
座席は埋まっており、それぞれの座席の前のつり革に一列ずつ人が並んでいるような状況です。
友人3人くらいとつり革に並んで立っておしゃべりしながら移動中のこと。
「ん? なーんか時々お尻に何か当たってる・・・?」
サワ…
サワ...
ていうくらいの些細な状況が
しばらく続いたことで「あ、これ痴漢だ」と思いました。
電車内で一定の間隔でお尻だけにナニカがあたるって、まずないですから。
※ポイントは「一定の同じ間隔で」てところです。不自然なんですよ。タイミングが。
最初は、本当にソフトな感じから
だんだん触り方が「ペロッ」的な感じになっていきました。
「こ、こ、これが痴漢か!ホントにいるんだ」
「やっぱり都会は違うな・・・」
「ていうか、なんで私?」
「ジーンズなのに、痴漢ってあるんだ!」
「こんな空いてる車内で!?」
「ていうか、友達といるし、どうしよう」
てなことを考えていたと思います。
一方的にジーンズの上からおしりを触られてるような状況でも、なぜか「大事(おおごと)にしてはいけない」的な思考になるんですよ。
(あれ、なんなんでしょうね?被害者なのにね)
とりあえず、やめさせたいから意を決して睨んでやろうと思いました。
(振り向くだけですごい緊張した!)
止めて欲しいので、
キッ!!!!!
な感じで振り返ったら
わたしの真後ろに、
ややほろ酔いの50代くらいの小太りオヤジが立ってました。
(スーツじゃなかった)
振り向いたわたしに相手もビックリして、目が合いました。
その後、触られることは無くなり、ちょうどわたしの前の座席に座っていた人が降車して、わたしがシートの角席に座りました。
痴漢オヤジは、ドア脇に移動してひとりで立ってました。
が、なんかムカつく。腹立つ。
なに素知らぬ顔で脇に立ってんだと。
ムカムカしてました。
ほろ酔いで、人のケツ触ってんじゃねーよ!!
目的駅について降車するとき。
痴漢オヤジが立ってるドアから降りる流れに。
知らん顔してるオヤジにムカついたので
降り際に
「この痴漢ヤロー!!」
って言い残して降りてやりました。
残された車内で気まずい思いをするがいい。
ふん!
わたしは気が強いんです。
(それでも、言うのにすんごい緊張したけど…)
これがわたしの初 電車痴漢のハナシ。
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その後、大学を卒業してから働きに出ると、満員電車の中で電車痴漢は数えきれないほどあいました。
痴漢された中では、この初痴漢が 一番空いている電車でしたね。
相手が酔っぱらっていたからかも知れませんね。
痴漢話はその他にもいろいろ。
こんな風に反撃できなかった時もあるし、捕まえたこともあるし、相当インパクトもある話もあります。
それはまた、いつか書きますね。
・・・では、今日はこの辺で。