健康にいいたべもの(のみもの)⑤コーヒー
薬剤師の私が毎日の食生活にとりいれている健康にいいものシリーズ第5段はコーヒーです!
コーヒーは健康にいい、健康に悪いと賛否両論あると思います。
いくつかの本や文献を調べる中で私の中では適量であれば健康にいいと結論づけ、毎朝コーヒーにグラスフェッドバターを入れ、バターコーヒーをのんでいます。
この記事では、①コーヒーが健康にいい理由②オススメの飲み方③コーヒーを飲むときに注意することを紹介していきます。
①コーヒーが健康にいい理由
コーヒーに含まれる健康にいい成分はクロロゲン酸というコーヒーポリフェノールとカフェインです。
コーヒーが健康にいい最大の理由は、コーヒーには赤ワインに匹敵する量のポリフェノールが含まれているからです。ポリフェノールには抗酸化作用があります。そして、クロロゲン酸には血糖値を改善し、血圧を調整する効果がある上に、抗炎症作用があるともいわれています。コーヒーを飲むと糖尿病の予防効果がある、動脈硬化を予防するなどと言われているのは、クロロゲン酸というポリフェノールが含まれているからです。
カフェインは取りすぎると、カフェイン中毒などと怖い一面もありますが、適量(コーヒーをマグカップで3〜4杯程度)であれば、覚醒作用・鎮痛作用
・疲労回復などの作用があり実際にOTC医薬品としても販売されています。
②コーヒーのオススメの飲み方
コーヒーのオススメの飲み方は挽きたてをブラックで飲むことです。
バターコーヒーもオススメです。
実際に私が使用しているグラスフェッドバターはカルディで購入している以下のバターです。
砂糖やミルクをたくさん入れてしか飲むことができないようであれば、コーヒーを飲むのはオススメしません。
③コーヒーを飲む時に注意すること
コーヒーをのむとき注意することは、飲み過ぎによるカフェインの取りすぎとブラック以外の缶コーヒーなどのコーヒー飲料を飲むことです。
コーヒーにはカフェインが含まれいます。カフェインには①コーヒーが健康にいい理由でも紹介したとおりいい効果もありますが、取りすぎには注意が必要です。
カフェインの過剰摂取については、厚生労働省も注意喚起をしていますので以下のリンクを参考にしてください。
食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~
最後にブラック以外の缶コーヒー飲料は健康にいい飲みものではありません。
低糖や、微糖と書かれているコーヒーの成分表示を見たことはありますか?
原材料名の欄の一番最初に書かれているのは砂糖または牛乳で、コーヒーではありません。
成分表示の原材料名の記載順序には一般的に重量の割合の高いものから順に記載するという決まりがあります。
ブラック以外の缶コーヒーに多く含まれているのは、砂糖や牛乳でありコーヒーではないのです。
健康にいいからといって缶コーヒーを飲むときは、必ずブラックを選んでくださいね!
コーヒーは健康にいい飲みものですので、ぜひ毎日の生活の中に取り入れてみて下さい。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。