
薬剤師がすすめるドラッグストアで買える花粉症のくすりはアレルビです
花粉症ののみぐすりには昔からあるくすり(第一世代抗ヒスタミン薬)と
あたらしいくすり(第二世代抗ヒスタミン薬)の2つがあります。
病院へ行って処方してもらう花粉症のくすりは
第2世代抗ヒスタミン薬がほとんどです。
この第二世代の抗ヒスタミン薬の中で
スイッチOTCといって医療用医薬品とおなじ成分
おなじ量が入っているくすりが5つあります。
①クラリチンEX・クラリチンEXOD錠(ロラタジン10mg)
②エバステルAL(エバスチン5mg)
③アレジオン20(エピナスチン20mg)
④コンタック鼻炎Z・ストナリニZ(セチリジン10mg)
⑤アレグラFX・アレルビ(フェキソフェナジン120mg/1日量)
5つの中でどれがおススメか?
それは⑤のアレルビです。
その理由を説明していきます。
②は医療用でよく使用される用量より少ないために比較から外します。
花粉症のくすりを選ぶときに重要なのは効果と副作用です。
効果④>③>⑤>①
副作用で一番多いのは眠気です。
10年以上医療用医薬品として使われてきた
くすりですが、5つの医療用医薬品のおくすり説明書には
車の運転等の危険を伴う機械操作について
注意があるくすりとないくすりがあります。
つまり、眠気が強いくすりと弱いくすりがあるのです。
眠気④>③>⑤>①
④車の運転等の危険を伴う機械操作について従事させないこと
③車の運転等の危険を伴う機械操作について注意すること
①と⑤記載なし
以上のように、効果と眠気のバランスが取れているのが
フェキソフェナジンです。
アレルビはアレグラのジェネリック医薬品で
安くて効き目も同じ!
花粉症シーズン3か月で約2,000円です。
花粉症だけど、病院へかかるのめんどくさいと考える方へ
薬剤師としておススメのくすりはアレルビです。
そして、フェキソフェナジンでは効かないよ~という人は
病院へかかって医療用医薬品を処方してもらったほうが、
コストパフォーマンスがいいです。