ENGINEで得たこと 第2弾
続きになります。
中間発表は8月後半
テスト期間が終わり、発表に向けて焦っていました。
なぜなら、新たな課題に頭を悩ませていたから。
企業メンターさんにヒアリングを行ったあと、どうしたらよいか全く分からなくなってしまったんです。
それもそのはず。
新たに分かった課題と、自分たちの提供したい価値が上手くかみ合わなくなってしまったんです。
本当にそれで伝えたい想いは届くのか、
それが理想の形なのか、
これ私たちのやりたいことだと自信を持って言えるのか
私たちはずっともやもやしたまま、白馬合宿の日を迎えたのです。
白馬村での中間発表
もやもやしながらも、資料作りをなんとか終えました。前日に(笑)
だけど、やっぱりなんだかもやもやが凄い。消えない。
発表してても、FBで来る言葉が分かるし、刺さるし、何も答えることができない。
もちろん皆それぞれ違うことを思っていたと思うのですが、先ほど述べたように私自身心からやりたいと思えるような事業ではありませんでした。納得しきれていなかったんだろうなと思います。
深夜の作戦会議
私たちは、食堂で午前3時前まで話し合いをしました。
プレゼン資料をもう一度練り直しました。
今考えたら早く寝て明日に備えろ!って感じですね( ´∀` )
そこでは、中間発表の内容をガラッと変えることを決めました。
思い切った決断でしたが、そうするしかなかったと思います。
自分の中で、納得していない提案をする方が失礼なのではと感じたからです。
このときのみんなの深夜テンション、ほんとに面白かったな😆
他グループのみんながどんどん寝室に消えてくのが悲しかったけど(笑)
だけど、これもやっぱり全員が納得してた訳ではありませんでした、、。
中間発表当日
案の定、中間発表の日は頭が回っていないなか、始まりました。
午後からの発表だったのですが、
資料提出時間を過ぎながらも、ぎりぎりまで発表準備をしていました。
(普通に良くないけど🙄)
結果、、、惨敗(笑)
思った通り、思い切って方向転換したものは、企業様やメンターにぼろぼろのズタズタにされました。
もうね、なんか早く終わんねーかなとか思ってたもん。
ごめんね、みんな
根拠のないものを発表するものじゃないなと、当たり前のことを考えていました。
結局納得したものは作れなかったんです。
ほんとにごめんね
それからFBを受けている際
班の一人だけに質問の回答を任せてしまいました。
本当に申し訳なかったです。
あのとき、なんで答えられなかったんだろうと今考えてみると
「どうして?」という質問に対して「他に案が思いつかなかったから」とか
答えにならない回答しか頭に出てこなかったり
「こう思いました。」というコメントに「だろうね」と俯瞰して見てしまっていたからだと思います。
よく言えば周りを見て客観視しているけれど、悪く言えば現実逃避でした。
自分たちの発表なのに、私は目の前のことから逃げていたんですね。
と自分が嫌いになりました。
そうして、悔しい思いをかばんに押し込め白馬村を後にしました。
ただ、無事にこの2日間を終えたことは安心しました。
最終発表
最終発表までの1か月
最終発表に向けては、FWをしたり実際にお話を聞いたり事例を調べたり、
とにかく目まぐるしい怒涛の1か月でした。
中間発表での悔しい思いをしたこともあり、この最後の期間は自分でもグループでも納得できる形にすべく、全員がエンジン全開で挑んでいました。
最終発表まで時間が無いことや提案に向けたFWをハイスピードで行わなくてはいけない事を踏まえ、
中間発表で挙げた専門学生をターゲットにし、製菓専門学校へのFWや北陸放送主催のイベントに参加したりなどしました。
また、1時間だけでもいいからとzoomでの会議をたくさんしていました。
バイトの休憩中の子もいたし、会議を途中で抜ける子もいたり、
皆それぞれが頑張ろうと協力的だったためモチベを保つことができました。
そして、中間発表での反省を踏まえて、周りの方に頼ることも意識していました。メンターの方や先輩方にももっと頼ってほしいと言われていました。
私たちはまだ学生なので、マネタイズなど専門知識をインターネットで調べるのも限界がありますし、逐一確認を取るようにしました。
会議が滞っているときには、いまどのような状態でこんなことに困っていて…などと相談することにしていました。(伝える際、言語化うまくできてなかったです。)
沢山迷惑をかけたと思いますが、アドバイスをいただくことで考え方をブラッシュアップ出来ていたと思います。
最終発表当日
そんなこんなで、迎えた最終発表日
前日まで、練りに練ったA班の大作
それまで、多くの方にFBをもらって、提案内容についても沢山ご指摘や評価をいただきました。
自信の塊のこの提案を企業様にプレゼンし、どのような評価をいただけるのか。
不安と緊張のまま、私はその日会場である金沢大学に行きました。
発表直前に4人で最後の読み合わせを行い、発表に臨みました。
直前まで、私は緊張3割・不安2割・楽しみ5割という高揚感でドキドキしていました。
そして、本番
長いセリフでは息が続かず詰まってしまったけど、
なんとか無事に終えることが出来ました!
笑顔の意識、聞き手に伝える意識、スライドを指し示す、普段より緊張するからゆっくり話す…全て出来ていたと思います。
企業様からも高評価をいただき、
「あの中間発表のときから、ここまでよく頑張ったね。4人で沢山ぶつかったんだね。お疲れさまでした。」
と言われたとき、達成感と努力が報われた気持ちになりました。
また、評価のあと自分の席に戻って
隣に座っていた彼に「めっちゃよかったよ😊👍」と言われたときすごく嬉しかったです。
ずっと頑張ってきた仲間に言われるとすごく照れてしまいました。
これは自意識過剰だと言われたらそれまでだけど、
私たちのグループが一番仲が良くて、一番しんどい時期を過ごして、
一番最高に青春していたと思う。
そして、お互いが良いところ悪いところを理解していて、それを受け入れているから、信頼できる。
最高の尊敬できる仲間に出会えた私はほんとにラッキーだと感じます。