何者も生きていたっていいんだ
体勢に巻かれる。
大事なものを見失って。
世界は人格者を失った。
自己は他者以外の部分。
屈折して、まっすぐ歩けない。
何が悪い。息をして泥に塗れて
それでも懸命に生きている。
役に立たなければ
世界が滅亡するときに
運命を共にするのかもしれない。
屈折して、私は、偉大な人になれない。
その背中は強大で輪郭すら捉えない。
何者も自分の信じる道を歩いていけばいい。
攻撃すれば攻撃され、愛せば愛されるかもしれない。
認知も共同体も何事も私を捉えきらないだろう。
当然に生きていく原理。
自然の摂理に人の社会は首を垂れる。
何事も何者も心の火を灯し続ける。
消すとき、消えるとき、
人は人の人生を生きていくだろう。