個性を尊重するために必要なこと
こんばんは!
私はここ数年、骨格特性についての知識を広げ、その評価方法をお伝えする「アセスメントWS」をお伝えさせていただいています。
これは、元は中村尚人先生からお伝えいただいたものを、許可を得てお伝えさせていただいているものですが、先生からの教えをできるだけ純粋に伝えつつ、私自身の体験からの解釈も付け加え、私しか伝えられないオリジナルの講座になっています。
今日はその私主催のアセスメントWSが開催されました。
もう何期めかわからないくらいになってきました😅
そこで、「個性」というものについて改めて考えさせられました。
骨格特性ってなに?
アセスメントとは、簡単にいうと「事前評価」のことです。
「アセスメントWS」では、骨格特性を事前評価することの大切さをお伝えしています。
骨格特性、ご存知ですか?
簡単に言うと、骨の個性です。
人間としての骨格構造はどの人もさほど違いはありませんが、細かい部分では、皆多少違いがあります。
顔が皆違うように、背丈が皆違うように、骨もまた皆違います。
それが骨格特性です。
その中でも、WSでお伝えしてるのは、ヨガを行う際に何かしら影響が出る可能性があるものをピックアップしてお伝えしています。
重要なポイントは、「骨は変えることができないこと」
骨同士の配列はある程度変化させることが可能ですが、骨自体の形状は手術をしたりしない限りは変えることができません。
骨格特性を知ることにより、「変えられるもの」と「変えられないもの」を理解することができるのです。
骨格特性を知ることは制限ではない
この骨格特性を知ることにより、
「あー私このポーズやっちゃいけないんだー、ショック〜」
みたいに思う方が稀にいらっしゃいます。(いや、結構いるかも?🤔)
中には、そんな自分の身体を呪ってしまうような人も⁈
なんのためにヨガをしているのでしょうね…?
私は、骨格特性を知ることは何かを制限することではないと思っています。
自分の中での選択肢が増えただけのことです。
その上で何を選ぶか、何を大切にしていくかはその人次第でしかありません。
自分の将来のためにそのポーズを避けることを選ぶのも、それを知った上でアーサナに執着する事を選ぶのも、単にその人の選択です。
まあ、やんなくたって死にゃしないんだし、だったら身体を傷つけない方を選んだほうがええんやない?とは思いますけどね。
個性を尊重してないヨガクラスってこんな感じ
少し話を戻しますが、骨格特性=個性という話。
そこを踏まえた上で、「個性を尊重してない」ヨガのクラスってこんな感じ、をちょっと想像してみましょう。
「あれ、〜さん、踵つかないの〜足首硬いね〜頑張って⭐️」(え)
「はいはい〜、アライメントは踵土踏まずのラインそろえてね〜」(は?)
「つま先は45度!」(www)
「腰は反り、胸は丸!」(無理やて)
「柔らかいからもっといけるよね!」(靭帯ビョーン)
「腰の後ろに手のひら一枚分のアーチ」(んなもんないで)
🤣🤣🤣
笑いしかでないですが🤣🤣🤣
これはなんでこんなことが起こるんでしょうね?
こういうことを言う人たちは、自分自身の中の常識があり、それが全ての人に適応すると思っているのです。
みんなこうあって当たり前。
その当たり前が当たり前じゃない人がいることを知らないのです。
正しい間違いでも優劣でもなく、ただ自分の認識とは「違う」人がいることがわからないだけなのです。
個性を尊重するために「知る」
個性を尊重するために必要なことは、ただ皆違う人間なのだと言うこと、そのそれぞれの違いを認識することです。
相違点を明確に知ることにより、それぞれの「個」は際立ちます。
「個」が際立てば、それを自分と全く同じようなものだと思うことはなくなります。
違う、と認識できるからこそ、尊重や尊敬が生まれてきます。
骨格特性のアセスメントは、その個性を尊重するための第一歩にすぎません。
だから本当にベーシックで根源であると思っています。
心からみんなに知って欲しいと思っているので、これからも地道に活動を続けていきますね🤍
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?