ホテル・旅館のWiFiの安全性やLANケーブルのカテゴリ
最近のホテルや旅館の最低限のインフラとして必要なインターネット回線ですが、だいぶ昔に設置してそのまま使い続けているという施設も多いのではないでしょうか。
例えばLANケーブルですが、断線しない限りは敷設しなおすことは無いと思います。LANケーブルの性能は伝送速度に影響しますので、新しい規格のものを敷設した方が良いです。
LANケーブルの規格はカテゴリと言って、カテゴリの数字が多い方が新しいということになります。今はカテゴリ8が最新の規格になっているのではないでしょうか。
次にモデムやルーターですが、モデムに関してはプロバイダーや回線事業者が設置するパターンなどいろいろなケースがあると思いますので、取引している会社に新しいものと交換の相談をすることをおすすめします。
ルーターに関してはおそらくホテルや旅館で用意するものですので、なるべく最新のものと交換することをおすすめします。最低でもセキュリティ面ではWPA2の暗号化方式のルーターを選べば間違いないと思われます。
大きなホテルであればあるほど、この回線の再敷設工事は大規模になり、予算もかかることでしょうけど、今ならいい感じの補助金(テレワーク推進やインバウンド向け通信インフラ整備など)も出ているでしょうから、工事費用100万ぐらいならなんとかなるんじゃないかと思います。
まずは現状の通信速度を測ってみて、遅いようなら通信環境整備をすることをおすすめします。
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