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【ダイジェスト版&さらなる分析】岩首談義所がなぜ危機的状況なのか?

皆さん、お疲れさまです。
先日、岩首談義所みらい会議に向けて現状の危機的状況に向けてこんな分析をしました。↓↓↓↓↓

ただ、この記事を書いたあとにまだ、問題点②の「団体としての存在意義の不明確さ」と分析したものがまだわかりにくいなと思ったためそれを更に細分化しました。以前よりもわかりやすく説明をできるかと思います。
では解説していきます!

結論を言うと…

①旧岩首小学校(岩首談義所)の取り壊しによるハードの存在がなくなってしまう。
now②団体を維持していくためのある程度の収益性を求められてきている。
now③透明性のある信用度のある団体として運営が求められている。

岩首談義所の現状 分析

この3つが現状の岩首談義所が抱える問題点になります。
①に関しては以前の現状分析と変わらずです。ただ②,③に関しては以前の問題点をより細かく分析した結果になります。
これからの岩首談義所がどうなっていかなければ行けないかの問題にも大きく関わってくると思いますのでその辺を要チェックです。


どう問題を分析したのか?それぞれの解説

old ② 団体としての存在意義の不明確さ
→now② 団体を維持していくための収益性を求められてきている。
→now③ 透明性のある信用度のある団体として運営が求められている。

最初のnoteでまとめました岩首談義所の問題分析は長い年月の中で団体に求められるものが変わってきてふわっとした実態しかないという問題抽出を行いました。しかし、それだけではなく、もっと何を求められているのかという課題として分析するとこの2つの課題が抽出されました。

それぞれ、解説を行っていきたいと思います。

now② 団体を維持していくためのある程度の収益性を求められてきている💰

現在の岩首談義所という団体に求められているものの一つが団体を維持していくための収益性です。これは現在の問題点①の旧岩首小学校(岩首談義所)という建物自体がなくなってしまうという部分にも関与してくる場所ではあります。

旧岩首小学校(岩首談義所)は当初、佐渡市になってすぐの廃校舎であり、佐渡市の中でも廃校をなんとか有効活用していこうとしていった先進的な事例でもあります。その際に今と違って廃校の利用についてなにか決まったルールなどがあったわけでなかったのもあり、特例として旧岩首小学校(岩首談義所)を借りさせていただきました。その際には完全、無償借用をさせていただき岩首談義所という団体を運営していたのが事実です。ただ、それから廃校舎の活用などに関するルールなどが佐渡市の中でも定まってきて今の借用条件での活用を行われています。しかし、岩首談義所は2021年度まで今までの特例の借用条件での借用を行ってきました。
今後のさらなる運用を見据えていく上でも佐渡市としてもその条件をしっかりと他の活用と同じようにしていくという形で決まりました。

今年度より、岩首談義所は無償借用ではあるのですが、他の団体と同様の借用を行い、運用しております。しかし、今まで管理のコストが低かったため行えてきた事業もおのずと収益をたてて団体を運用していかないといけなくなったのが問題点です。

今後、岩首談義所として何かしらの収益事業を行って、岩首談義所が掲げる理念と目標を追求していくことが重要になってきます。

◾岩首談義所の活動理念
岩首と里海・里山の未来について、地域住民と共に考え、語り、カタチをつくるための活動を行い、美しい里海・里山を守り、新たな価値を生み出すことで持続可能な地域を目指す。

岩首談義所 規約

now③ 透明性のある信用度のある団体として運営が求められている。

問題点その③です。こちらも問題点②とつながりのある話ではあります。
岩首談義所が今年度より、無償借用を行ってきておりますが、それも実は来年度から有償借用としてさらなる収益性を求められます。

現在は岩首集落が臨時的に入っていただき、公的団体として認められるため無償借用を行っております。ただし、あくまで臨時的に今年度だけの対応として集落が入っていただき、借用が出来ています。今後は岩首談義所として自立した公的組織ないし、集落の人に認められる組織として成立していかないと行けないのが事実です。

今までは岩首談義所という存在がハッキリとした組織体制が存在するわけでもなく、活動を続けてきました。今回のイベントをきっかけに岩首談義所という団体が、集落や佐渡市、応援していただける皆さまにとってもどういった運営で行われているのかをハッキリと見える信頼のある団体としての立ち位置が求められてきています。
私達としては岩首昇竜棚田を中心とする岩首の暮らしは佐渡の素敵な価値であり、この景色や伝統をつないでいくというのを佐渡市や様々な人達と話し合って作っていかないといけないというのが願いでもあります。


最後に

岩首談義所の現状の問題点は建物などのハードの問題①と団体としてのあり方などのソフトの問題②,③に分析をされます。
つまり、団体運営に必要な収益構造を作った信頼される団体を作っていこうというのが最終的なまとめになります。

私達としてこの問題を解決するための手段をいくつかイベントでは提案できると思います。しかし、みなさんからの応援やアドバイスはわたしたちにとって非常に力になります。なにとぞ、ご協力をお願いします!

このnoteを書いた人↓↓↓↓↓↓↓


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