これが巣作り本能というやつか

8月に入ってから、息子はずっと保育園を自主休園している。地元で感染者がポツポツ出ているので、万が一に備えて。
息子の心配はもちろんのこと、妊娠後期に入ってまだワクチン未摂取の私は重症化リスクが高いらしいので、我が身も心配である。
今月は買い物に一回、病院に一回行った以外の外出はしていない。
でも大丈夫！元々インドア派だから、引きこもるの大好き！

......とか言いつつ8月前半は酷い暑さで、毎日朝夕の2回、息子と庭でプール遊びをする羽目になった。
インドア派の私は死んだ目をして息子に水鉄砲を浴びせまくった。本当にしんどかった。

だけどそのおかげでちょっと体力がついたらしい。
長らく運動不足で息切れしやすかった私だが、最近はやたらと張り切って家中をあちこち掃除している。

旦那に任せきりだった水回りの掃除が笑えるくらい下手くそで酷い有様だったので、カビの生えた風呂椅子を捨てて新調したり、浴槽を30分かけて磨いたり。
ついでに換気扇のフィルターを掃除したり、居間や寝室をひっくり返して燃えるゴミ2袋分のゴミを出したり。
どこかが片付くと、別のどこかの汚れが気になり始める。そうやって終わらない掃除の連鎖が続く。

5年使ったジョイントマットも替えようと思い、新しいものをネットで購入した。ついでに次男用の肌着やロンパース、哺乳瓶なんかも最近夜中にスマホでポチポチ買っている。ネットショッピングの連鎖も止まらない。

そういえば長男が生まれる前は、毎日トイレ掃除をしていた気がする。
「トイレ掃除をすると綺麗な子が生まれる」という話を聞いたんだか何だかで、それはもう願掛けのように毎日磨いた。雑巾で階段の拭き掃除もした。
ただあの頃は真冬だったから、家の中も極寒でしんどかった。(ちなみに生まれた息子の顔は驚くほど整っていて爆裂可愛かったので、今回もこの迷信を信じることにする)(断じて親バカでは無い)

幸い今は夏の暑さも和らいで涼しい風が吹くようになったので、掃除には最適な気候と言える。
寝室の模様替えやら居間のマット敷きやら、まだまだやることは山積みである。

それと同時に、来月からはキッチンとダイニングのリフォームが始まる。床も壁も天井も張り替えで、システムキッチンも食器棚も何もかも新しくなる予定。
8月後半は内装や電気工事の打ち合わせがあり、大忙しだ。何度も図面を書き直しては、やっぱりああしよう、こうしよう、と試行錯誤を繰り返している。

とまぁこんな感じで毎日忙しいけど、全然苦ではない。むしろ片付けも掃除も高いモチベーションでやっている。全ては可愛い可愛い赤ん坊のため。

なるほど。つまりはこれが巣作り本能というやつか。
あちこち掃除しておいて、カビやハウスダストと無縁の生活をさせてあげたいという親心。
清潔であたたかで安らげる場所を作ってあげたい、その一心で掃除している私。

一人暮らししてた頃は掃除も片付けも大嫌いで酷い生活をしてたのに、人間って変われるんだな....。

そんなわけで、あと2ヶ月もすれば出産予定日。長いようで短いようで、やっぱり長く感じるな。
ゲゲゲの鬼太郎にどハマりしている息子の子守りはネトフリに任せて、引き続き快適な巣作りに励む所存である。