第5回 たまごプール/みんな5さい
第5回「たまごプール/みんな5さい」より
お題#0008「動物園の人気最下位の動物を観てもらう方法」(2'08''~)
うさみ「某動物園のエントランスのコンテンツなどを作っております」
さだむ「福岡市のね」(1'12''~)
福岡市動物園のエントランスには、anno labが作った体験展示が置いてあります
あと、それに関連して地下鉄薬院大通駅の特別装飾もしました
今、福岡市動物園では、ミャンマーのヤンゴン市から来た複数頭のゾウが、そろそろ一般公開されるところとあって話題なのですが、ヤンゴン館のコンテンツもanno labが担当しています
なっち「人気なかったりマイナーだったりとかいうところのブランディングって、『佐賀を探そう』とか『おしい!広島県』とか・・・」(3'10''~)
キャッチコピーの世界も奥が深いですよね・・・
個人的には、地元山口県のキャッチコピーの「おいでませ山口へ」は、なんで方言使わないんだろうと思ってたくらいしっくり来てます
なっち「嫌いな芸能人ランキング1位むしろ人気者説」(4'00''~)
確かに、出川哲朗さんとか、江頭2:50さんとか、嫌いな芸能人ランキングで1位取った人ってむしろめちゃめちゃ人気者ですよね〜!
ナダルさんとかにも同じにおいを感じます
なっち「人気最下位の動物に誘導できれば良いんだから、道になんか仕掛けるのもあるよね、マリオのコインを並べとく、みたいな・・・」(5'51''~)
スーパーマリオブラザーズシリーズのコインは、100個集めると1機増えるんですよね
ああやって道筋に綺麗に並べられてたら、思わず脇道の方に向かっていってでも取りたくなっちゃいますよね
土管に入ったりとか、豆の木を登って雲の上まで行ったりとか・・・
人気最下位の動物見せられても、1機増えるなら全然アリかなと思います
うさみ「ハテナボックスを・・・あ、あの動物が出てくるかも・・・?」(6'27''~)
スーパーマリオブラザーズの、コインと同じくらいの発明がこのハテナボックス、あるいは「ハテナブロック」ですね
マリオが頭突き、というかジャンプしながら下から手でパンチすると中からキノコが出てきたり、コインが取れたり、スター⭐️が出てきたりと、アイテムが入ってる箱なんですが、「?」マークの、何が入ってるのかな?というワクワク感と、中身を出したあとのブロックの空っぽ感と、本当に素晴らしいデザインだなぁ・・・
さだむ「ジャンプでポンしないとね、ピローンとかなんないと」
うさみ「にゅるるるって出てくる笑」
さだむ「そう、にゅるるるって出てくる笑 ・・・ガッカリ、みたいな笑」
うさみ「キノコを食べないとブロックを叩けない」
さだむ「そうそう、ファイアボールじゃないと・・・ポイッポイッ!」(7'06''~)
初めてプレイする面だと、ハテナブロックの中になにが入ってるのか、ワクワクしたものです
コインか、フラワーか、スターか、それとも1upキノコか・・・?!
仮にハテナブロックから出てくるのが人気最下位の動物でも、毒キノコよりはマシでしょうね
マリオが一機減っちゃいますから
叩いたときにブロックを壊せるのはキノコを食べてデカくなったマリオだけ、というのもスーパーマリオの特徴です
ちなみに、ピローンというのはハテナブロックを叩いたときにコインが出てくるときの音、にゅるるるるっていうのはキノコとかその他のアイテムのときの音です
ポイッポイッ(というよりパラッパラッ)という音は、マリオがファイアボールを投げるときの音です
任天堂は安易に効果音とかジングルを変えたりせずに大切に使うところが大好きです
さだむ「ちょっと便所メシみたいな」
うさみ「汚いんすよ、さっきから笑」
なっち「公序良俗!笑」(8'12''~)
都市伝説と思われたって面白いですね〜!
なっち「なんかこれ聞いたことあるなーっていう刷り込みをする」(8'39''~)
うさみ「福岡市でいうと、鳥・・・鳥類・・・檻あるじゃないですか」(10'18''~)
福岡市動物園・・・だけではないと思いますが、個別の鳥を飼っているケージの他に、色んな鳥を中で放し飼いしている鳥放舎という、ドーム状の巨大なケージがあります
うさみ「動物園って何がしたいん?」(12'20'')
こういう思考って大事ですよね
そもそも何のためにあるの?とか、何がしたいの?とかの存在意義みたいなところを掘り下げる
うさみくんが挙げているのは、公益社団法人日本動物園水族館協会が掲げている、4つの役割ですね
WEBで色々な日本の動物園とか自治体等行政の資料とかを漁ってみたのですが、きちんと目的を掲げているところは、どこもこの4つの役割というのを掲げていました
元のページでは、あくまで「(公社)日本動物園水族館協会の4つの役割」と明記されてあるので、あくまで協会としての活動方針であって動物園一般の役割について言及したものではありませんが、協会に所属する動物園、水族館は、この役割を全うする、ということで載せているところが多いのでしょうね
しかし、
というような言及がみえたので、これは本当にそうなのかな?と思って少し簡単に調べてみたのですが、少なくとも僕が探した限りでは、特にそのような国際的標準みたいなのは見つけられませんでした
例えばバングラデシュ国立動物園では、
となっており、自然保護やレクリエーションは被りますが、研究と教育は一緒にカテゴライズされていたり、レクリエーション的な内容から切り離して、市民への野生動物の紹介を大きく扱っていたり、動物福祉が入っているのは特徴的ですね
イタリアのファルコナーラ・マリッティマにある、ファルコナーラ動物公園では、
となっており、レクリエーションではなく動物福祉の方を目的に挙げていました
ただ、ウクライナのキーウ動物園では、
となっており、日本動物園水族館協会が掲げる4つの役割とほぼ同じものも見つけられました
ほぼ同じではあるものの、こちらのキーウ動物園も同じ「education」を敢えて項目を分けて5つの役割にしているところは、とても特徴的だと思います
もしかしたらきちんと国際的にも4つの役割は定着していて、個々の動物園が独自に解釈したり必要なもの、不必要なものを定義したりしているだけなのかもしれません
僕が調べた限りでは、国際的には、「動物の福祉」はかなり重視されているのを感じました
かなり今風な気がしますね
福祉ってそもそもめちゃくちゃ高度な社会活動だというのを、コテンラジオの社会福祉の歴史の回で学んだので、動物の福祉を目的に掲げるってかなり豊かな社会だなぁ、と思わされますね
うさみ「ビントロングなんてそうでしょ?」
なっち「ググって頂いて・・・」(13'30''~)
ええ、ググりましたとも
タヌキ系列の動物ですね〜!
かわゆい
クマネコとも呼ぶらしいです
人気になるのも頷けますね
でも、ポッドキャスト内でも少し言いかけてますが、僕のイメージでは、絶滅危惧種って、不人気というより、人気高すぎて乱獲されたりして絶滅危惧に陥る、というケースが多い気がするので、人気がある絶滅危惧種は、更に人気上げる必要あるんですかね・・・?
お題#0009「持ちよりパーティーで新参者が引け目を感じることなく楽しめる方法」(13'47''~)
うさみ「稲中卓球部であったでしょ、あの、前野がカツアゲされたときに・・・」(15'47''~)
ちょうど僕が中学生〜高校生の頃は、この「行け!稲中卓球部」が大ヒット
中学生男子にとっては「大人の雑誌」である、ヤンマガでの連載だったため、雑誌で読むことはできませんでしたが、僕も単行本は集めて読んでました(水着の女の子が表紙という時点で、中学生男子にとっては手に取るハードルが超絶高いのです)
ちなみに、件の「前野がカツアゲされたときに、路地裏でモノマネしてめっちゃ人気者になる」話は、第1巻第7話の「買い物ブギ」の中に出てくる話ですね
本当に全話大好きで、第1巻から特に前野と井沢による独特のギャグセンスが最高な漫画でした
ちなみに女子にはセーラームーンが爆流行りしてました
うさみ「モノと体験は交換可能、質量とエネルギーは」
さだむ「保存の法則」
うさみ「保存則だ」(16'20''~)
なっち「この話、たぶん大前提として、本人以外誰も気にしてないんだよ、本当は」
さだむ「うん」
うさみ「そう!」
なっち「なのにその本人が自分は居場所がないと感じてしまう、ていうそこのギャップをね・・・」
うさみ「これさ、日本人っぽいのかな」(18'20''~)
確かに、「他人の目を気にする」というのはとても日本人特有の感覚ですよね
今回のお題の場合、「他人の目を気にし過ぎる」ことがネガティブな方向に向かってしまう例として挙げられていますが、当然ながらこの世間体という日本的な概念は一種の日本における宗教観みたいなもので、道のゴミを拾う、とか、列を守ってきちんと並ぶ、とか、美徳に繋がる部分も多分にありますね
と言いつつ少しWEBサーフィンしてたらこんな記事が目に留まりました
日本における宗教観は「世間体」だよなー、と思っていたら、同じように考えている人がいて嬉しいです
「お天道様が見てる」とか、「壁に耳あり障子に目あり」とか、妖怪の百目とか百目鬼とか、日本の文化における「世間体」という名の信仰は、本当に美しい面と悪習と、両面あるよな〜と痛感します
うさみ「慣れちゃってるかもね、やり続けてるから」
なっち「なるほどね!この今回のお題にしている一回で解決しようとするなと・・・笑」(20'16''~)
これも深い話だなぁ
行動は繰り返すと経験になり、経験は積みあげると感情になる、と僕は思っているのですが、繰り返しやり続けると、そのうち初対面でも引け目を感じなくなる、というのは、本当にあるだろうなと思います
うさみ「みんな欧米化する!オーケー!持ちよらない、オーケー!」
なっち「欧米人の解像度すげー粗い・・・笑」(24'46''~)
欧米人は確かに他人の目を気にすることはないけれど、きちんとモラルは持ってますからね
でも確かに、持ち寄らなくてもオッケーな場合は、ちゃんとそれをストレートに伝えそうだし、そう伝えられたら自分が持ち寄ってなくても気にしなさそうですよね
そういうスッキリしたコミュニケーション、僕は個人的には大好きです
うさみ「この中に一人だけ持ちよってない奴がいる!目を閉じて手を挙げろ」
さだむ「先生役だから手を挙げなくて良い、というね・・・笑」
うさみ「お前か!笑 アガサ・クリスティみたいやなぁ」(22'22''~)
アガサ・クリスティ、「ミステリーの女王」として有名ですねー!
小学生の頃とかは勝手に存命の作家かと思い込んでましたが、今調べたら僕が生まれたときにはもう亡くなってらっしゃいました
「そして誰もいなくなった」は有名ですね〜!
あと、エルキュール・ポアロ!
さだむ「ブラックホールに入ってく感じだよね、こう、ワームホールを通っていく感じあるよね」(24'48''~)
ブラックホールで何がアツいかって、やっぱり上記のWikipediaリンクにも載ってますが、2019年に撮影に成功したことですよね
上記はNASAによるシミュレーションですが、個人的に面白かったポイントは、ブラックホールは穴ではなく天体(黒い球体)だということでした
なんとなく、続くワームホールの概念からも、ブラックホールは穴だという認識で居たんですよね〜
穴の中心を特異点、そこからの平面上の半径をシュヴァルツヴァルト半径、という認識でいたんですが、あくまで球体なので中心が特異点、球体の半径をシュヴァルツヴァルト半径、と呼んでるんですね〜!
ちなみに、ブラックホールに入るとホワイトホールから出てくる、という概念を、僕は「キン肉マン」から学びました