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天の光はすべて星
勝手にやってる天鳳三麻note連続更新最終日です。
おかあさん天鳳位おめでとうキャンペーン同時開催につき、記事1本だけのはずが3本に増やしました。
そろそろ振り落とされる人も多いだろうが、最後なんでついて来い。
ソロゲー天鳳
天鳳というゲームは本質的に孤独なゲームだ。
他のソシャゲ等には、フレンド機能やギルド・サークル機能など、孤独を埋めてくれる機能がデフォルトでゲームに組み込まれている。
だがストロングスタイル天鳳にはそんな甘えたものは一切ない。
仮にSNSやのどっち等の外部の情報を遮断して、天鳳のみでゲームを行うことを想像して欲しい。
そこに残るのは残酷な対戦ゲームだ。
予約押したら敵が出てくるだけとか怖い。(一応公式サイトにランキングはあるが)
それを好んだ外部交流を全く持たないツワモノもいるようだが、多くの人間はそんなに強くないよ…
2~3年ほど前、そんな天鳳を孤独にしばらく打っているうちにふと思った。
「あれ、このゲームって対戦型のスコアアタックなのでは?一人用ゲームと大差なくね?」
多くのプレイヤーの目標は最高段位の更新だろう。あるいは安定段位かもしれない。
期間が長すぎる気もするが、やってることは最高段位か安定段位更新を目指す長期のスコアアタックではないか?
天鳳から人間の要素を抜いたら、スコアアタックになる。相手を考えなければ、最善手を連打する一人用ゲームっぽいし。リズムゲーか?
孤独に天鳳を打ち、対戦相手に大した思い入れがない2~3年くらい前は、そんなことをぼんやり思っていた。
天鳳と孤独と蒼いラス
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ところで私の天鳳を取り巻く環境はなかなかに寂しい。
まず天鳳の話ができる他の交流はツイッターだけである。ディスコードなど他の小規模コミュニティにも入っていない。
さらに、地方住みなのも相まって、リアルで天鳳関連の人と会うこともないし、話すこともない。(この前の大規模オフ会が初)
なんならリアルでは麻雀の話すらしてない。雀荘にも行かない。そもそも地域に三麻雀荘がほぼないが。
ではツイッターで牌譜検討したり、何切るを頻繁にするかといえばそんなこともない。
自分から積極的に動かないんだから当然だろう。
(ちょっと前まではそんなんでもいいやと思っていたが、反省して少し交流を広げてる)
麻雀の座学も、ツイッターでたまに意見をもらったりするくらいで、もっぱら一人でしている。本とか動画とか一人牌譜検討とかそんなん。
ではこれで困っていたかといえば、特に困ってもいなかった。
確かに他の人の意見をもらえないのは大きなデメリットだが、牌譜見たらそんなレベルにないクソミスがいっぱいあるし、一人で試行錯誤するのは嫌いじゃない。
唯一ちょっと寂しいのだけは、まあしゃーない。天鳳は独りで打って独りで消えていくゲームだという考えが根幹にあった。
ただ、ツイッターもやらずに独りで黙々と打つほどの強さも私にはない。
そんなどっちつかずの姿勢と考えでしばらく独り打ち続けていた。
三鳳民の寿命は短いってわかっていたのに
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今現在、私が天鳳三麻のみに力を入れて3年半ほど経っただろうか。ネト麻を始めてから5年半ほどか。
この3年半の間だけでも、かなりのプレイヤーが天鳳三麻を引退している。
のどっちの5000戦ランキングを見て欲しい。
ランキングの人数は68人しかいない。(24/12/02現在)
同一アカウントで三鳳5000戦打ったプレイヤーはそれしかいないのだ。
村社会とか揶揄されている(してる)一因でもある。
三鳳5000戦打ったプレイヤーみたら50人いない
— サドゥー (@sadhumazou) March 2, 2022
ほぼグリードアイランド
(3年経たずに20人近く増えたらしい)
5000戦は挨拶なんだから
— サドゥー (@sadhumazou) December 24, 2023
挨拶しただけで帰るな
(文句言ってる)
もちろん、アカウントを変えて打ってる人も多いので実際はもう少し増えるとは思うが、5000戦打ち切る前にやめる人が大多数なのも確かだろう。
なんでこんなことを書いてるかといえば、他のプレイヤーがやめていくことが寂しいし悲しいからだ。同時に仕方ないとも思っている。
いくらスコアアタックとか一人用ゲームとか勝手に思っていても、3年半で数千戦も打てば色んなプレイヤーを見てきた。
天鳳位になると言ってた人もいたし、月400戦打つモンスターもいた。2000戦で安定段位トップの人もいたし、ツイッターで毎日ヘラりまくってる人もいた。天鳳位になってやめた人もいたし、5000戦打ってやめた人もいた。etc.
そんなプレイヤーたちも天鳳をやめたり休んだりしていった。
特に自分が注目しているプレイヤーがやめたことに気付いたときは、とても悲しい。
そんな悲しさをいっぱい感じる日々を過ごし、さすがの私も気付いた。
「ああ、みんないつかやめていくんだな。そんな中で今一緒に打ち続けてくれるプレイヤーが大切なんだな」
大切なものは失ってから気付くやつ。
当然だが、天鳳は一人用ゲームでもスコアアタックでもなかった。対戦ゲームである。
対戦ゲームは一緒に戦ってくれる人がいないとゲームが始まらないんだよね。
それはリアルでもネトゲでも一緒だ。人がいない対戦ゲームは滅びるしかない。
そんな当たり前のことに三鳳5000戦くらい打ってからようやく気付いた。
おそらく、他のプレイヤーは交流を通じてもっと早く気付いていたんだと思う。
一人で打ってたら置いてかれていた。鈍い。
孤独なゲームだからこそ、対戦する相手が大切なんだよね。
最後まで立っていた奴が勝つ
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画像違う。お前じゃない
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色々書こうかと思ったけど、この画像だけで伝わる気がしてきた。
背中を見ろ。
天鳳色デイズ
記事のタイトル「天の光はすべて星」はアニメ「天元突破グレンラガン」の最終話サブタイトルから取っている。(さらに大元は古いSF小説らしい)
一話冒頭では「天の光はすべて敵」であったが、最終話には「天の光はすべて星」になった。星々には同じ志の仲間がいる。
そんな気持ちでこの記事を書いた。
名作熱血ロボットアニメなので興味ある人は見て欲しい。(17年前のアニメってマジ?)
閑話休題、天鳳の話に戻ろう。
天鳳は私含めて誰も彼もいつまで打ち続けられるかわからない。リアルの事情、目標の達成、熱量の枯渇、引退する理由は多々ある。
毎日対戦していたプレイヤーがある日打たなくなることも当然のように起こる。
だからこそ…
何書いても薄っぺらくなるからあとは各自考えて。
とりあえず私が寂しいんで読んだ人は打ってください。
それだけ。
オワリです。
3日間ありがとうございました。