「機3」 Roland GO:KEYS5 その3 Liveで使用して・・・
その1、その2はこちら
Liveで使ってみた。
軽いということは・・・
月1ペースでバンドメンバーと皆でライブをしていますが、先日のライブで早速使ってみました。
沢山の方にまた来ていただき、この環境で1時間半も弾けることに感謝、ありがたい限り。
この Go:Keys5はフル鍵盤サイズで4㎏台という軽さ。
JUNODS-61が7㎏台ですから、4割は軽くなったことになります。
ただ、鍵盤にとって軽くなるということは何かを犠牲にしていることになります。
内蔵スピーカーはモニターとしては弱い
これもライブをしないとちょっとわからないですね。
内蔵スピーカーをONにして、ライブで使ってみましたが、モニターとしては、バンドの音を前にするとちょっと弱かったですね。
CK-61では内蔵スピーカーをモニターとしてバリバリ使えたのでちょっと内蔵スピーカーは、出力が低いのかも。
ただ、そもそもモニターとしての使用用途ではRolandは考えていないのでそもそも使えればラッキーという感じです。
鍵盤のあたりが強い(バウンス度が高い)
多分軽量になって、一番犠牲になっているのがこれだと思います。
GoKeys:5をモニターしている人が必ず、店で鍵盤のあたりを確認してと言っていますが、確認したほうが実際にいいと思います。
鍵盤のあたりからの戻りが普通の鍵盤より早いので、ちょっと違和感を感じます。
ハンマリング鍵盤自体そのものに自分はこだわりはないのですがシンセ鍵盤とも違うあたりなので、奇妙な感じがします。
そのうち慣れますよともこれは言えず、お店で確認したほうがいいです。
自分は、キータッチ調整と合わせて弾けると思います。
これは何を変えたんでしょうね。
鍵盤がつや消しである。
これも珍しいですね。
鍵盤がつや消しです。
つや消しなので、もしかすると汚れが残るかもしれませんね。
つや消しって抗菌処理をしていることが多いのですがやはりツルツル鍵盤のほうが、汚れの落ちが早いし、つや消しの溝に汚れが埋まることがないので、鍵盤はツルツルがいいでしょうね。
明示がシルク印刷
これも意外と重要かも。
シルク印刷なので長い事使ってると、明示が消えるかもしれませんね。
鍵盤の上から、出力の接続口がわからないのも地味にめんどい。
文字が小さいのでまぁここは、プレーヤーが養生テープなどで自分で書き込んでいくんでしょうね。
養生テープはがす時にシルク印刷が取れたら元も子もありませんが笑
CK-61は、鍵盤の上から接続口がわかるし、印刷も強固で保護されている、黒筐体の白い文字なのでわかりやすく、よく考えられてます。
ライブを通した音の印象はきらびやか
ライブを通して聞いた印象は、やはりかなりきらびやかです。
Roland独特のきらびやかさがちゃんと出てましたので、音としてはクリアかな?と思います。
CK-61とGo:Keys5それぞれで利点の必要なライブがあると思いますので、共に使用していきたいなとは思ってます。
オルガンメインのライブは重くてもCK-61かな?やっぱり笑
アレンジマシンとしてのGo:Keys
CK-61になくてGo:Keysならではの機能はコードを打ち込んで自在なアレンジで出力する伴奏機能。
これは、まだ使っていないのですが(昔はリズムマシンやシーケンサーにエクスクルーシブデータまで、細かく打ち込んでましたけど、目がしょぼしょぼでなかなか重い腰がもう上がらない笑)、これが相当面白いそうです。
その4はこの機能を使ったレビューですね。