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【ADHD専用】脳がカオス状態でも生産性を上げる習慣

みなさんこんにちは、さだまるです。

ADHDと共に生きるというのは、脳内に常時フルオーケストラが流れているようなものです。

脇役のトライアングルが突如狂ったソロを始めたり、パーカッションが勝手にテンポを乱したり、とにかく脳内パレードが賑やかすぎて困る….


それでも何とか生産性を向上させ、「なにげに快適な人生」を目指すための、私が試行錯誤してきた日常習慣を紹介します!!


あくまで私のケースなので、読者のみなさんは自分なりに調整してほしいものです。
以下に列挙する技は、シリアスに見えて結構シュール。ときにトンチンカン。

でも脳内トリップしがちなADHDにはこのぐらいがちょうどいいのかもしれませんね



1. 脳をあえてバグらせる

どうしてもやりたくないときは、脳に「別の処理」を与えて感覚をかき乱します。具体的には「あーーー」と声を出しながらスタートするとか、BGMを爆音で流すといった、ちょっと奇妙な行動です。こうすることで「めんどくさい」という回路を一瞬混乱させ、さっと行動に移れます。

2. 紙とペンは最強の「外部脳」

仕事でもプライベートでもとにかく思ったことは紙に書くようにしています。
このとき大事なのは、言葉も体裁もぐちゃぐちゃでいいからとにかく書き出すことです

スマホやPCで入力すると、なぜか指先ばかり気になってしまい、頭の中がカチコチになる気がします。その点、紙とペンは人類数千年の思考サポーター。脳内のもやもやをそのまま外に垂れ流せます。どんなに雑でも、紙上に思考が視覚化されると、スッキリするもので仕事のパフォーマンスが10倍変わりましたねコレ。

3. 「今すぐやる」が最強の呪文

「2分以内に終わるなら今やりましょう」とよく言われますが、私はもっと厳格に「基本、今すぐやる」を心掛けています。
先延ばしは、頭のリソースをずっと食い尽くしてくるので、「今もめんどくさいけど、やんなかったらもっと面倒だぞ!!」って唱えてます
→これガチで効く

4. 意志力より仕組みが味方

「あしたこそ頑張る!」という気合いはめちゃくちゃ役に立たないです。みなさんもお分かりかと思います、はい。
どんくらい役に立たないかというと免許を持ってない彼氏くらいです。

ですので、「仕組み」で対処することを心掛けます。
自分をロボットだと思って、「この時間になったから自動的にやるもん」でやってみましょう。私コレで週2ジム通えてます

5. タスク管理ツールなんか使うな

我々ADHDは「完璧なタスクツールがあればタスク漏れなんかなくなるのに…」という幻想を抱いてます。
違うのです、そもそもツールを使うこと自体がADHDに合うわけがない。
散々怒られ試した末に、私はApple標準メモだけで全管理しています。
この辺はnoteに書いてるので気になる方はコチラ↓


6. メタ自分を育成する

コレまた特殊ですが、自分を、実行者(イルカ)と上から観察する指揮者(飼育員)に分けます。「今日はイルカが元気ないな」「今、イルカはいい調子だ」などと、別人を実況するように考えると、自分の状態を客観視でき、衝動に引きずられにくくなります。

まとめ

脳内がいつもカオスなADHDの方々でも、工夫ひとつで「まあ、こんなもんでいいか」と思える生活を作れます。紙とペンで考え、ルールや仕組みで人生をオート化し、シンプルさを愛する。

そして自分自身を客観視し、言葉で整理する。これらの習慣を積み重ねることで、万年オーケストラだった頭の中が、少しずつ落ち着いたジャズのようにまとまっていくのです。

何よりも、自分を責めずにユーモアを持って、今日も脳内オーケストラの指揮をうまく回していきましょう!

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