【Designship Do】4回目 プロジェクトプランニングと コミュニケーション
前回のオリエンテーションで話していたSDGsを目指したサービスのデザインを実現に向けてプランニングしていくセッションでした。
予習ではダブルダイヤモンドを発展させたトリプルダイアモンドプロセス(理想の未来像を共有しながらプロセスを回す)、創造的思考4つのモード、ファシリテーションに必要なスキル、更に本講義でメインで使用するプロセスフローダイアグラム(PFD)について学びました。
プロセスフローダイアグラムは、創造的プロセスの混乱を解消するため、成果目標から活動を逆算して検討したり、活動と成果の因果関係を組み立てるのに有効なツールで、シンプルに柔軟なプランニングができるツールです。
本講義では、PFDを利用してプランニングの実践を行いました。が、前回設定したゴールとは違うものを選定したため、理想の未来像がSDGs項目のママとなり、なかなか完成予想図が見えづらくなってしまい、PFD作成に非常に手間取ったことがネックでした。結果プランの精度はお世辞にも高いとは言えないものに。
休憩を挟んだあと、インタビュー対象に聞くべきトピックマップの作成となりました。
トピックマップには「聞きたいこと」こうだろうという「思い込み」をできる限り多く記載します。なお今回リサーチの実現可能性も考慮する必要があるのでリサーチの方法も検討する必要があります。
次回のユーザーリサーチ、リサーチクエスチョンの設計を行う際に、このトピックマップを制作してリサーチに挑むことになります。
最後シェア、リフレクションでMTGを終えたのですが、最後に出てきたSDGsのサービスデザイン事例で出されていたOslo City Bikeが良かったのでメモ。
このサービスはオスロ市が運営している自転車のシェアリングサービスなので、サービスデザイン的に価値共創ができている素晴らしいサービスです。
まとめるとこんな感じ。
・ブランドロゴが自転車かつ顔がモチーフ。
・高い親近感で利用者が自転車を大切に扱うようになった。
・サイクルステーションに広告スペースを併設して安く設置。
・元受刑者を自転車のメンテナンススタッフ採用して社会復帰の一貫となっている。
・自転車の移動データをオープンデータで取得・提供している。
サービス利用者みんなに利益があるように設計されているのは、非常に素晴らしいことだなと思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?