2020年2月29日、noteのdmより、
引き続きメールを削除しながら、noteから映画特集、此方に紹介されている映画の中で見た事が有るのはかもめだけ、かもめって特に目立つとか腕によりを掛けたもの、では無いのが特徴、世間一般でウケるシンプルな、という表現に当たるのだろうか、食堂、という設定の元ですが、非常に食欲を唆る、、、シナモンロールや生姜焼き、なんか自分で作って食べよう!と思う感じ、シナモンロールで地元の人の心を掴む場面は、成る程と思う、カーネーションを飾る小林聡美を見ていて、あぁこの監督よく人選したなと感心してたけど、元からジャニーズのドラマは主人公が決定していて台本を書く、とかいう世界、らしいし、別にそれを批判するわけでも無いのだけど、今から20年前とか、バブル期のあのトレンディドラマの主人公、都会で〜とかいう世界ではその都会枠に適合した人のみな感じだったけど、小林聡美もたいまさこ片桐はいり、とかいう小林聡美主人公のドラマがある種の層にヒットする、出てきたってのに時代の多様性を感じる、私もそのファンの一人、
小林聡美の出てくる映画って結末があんまり無い、、、スイカでもキョンキョンはあの後どうなったんだろう、メガネではもたいまさこ含めてキャスト自体が意味不明な設定、けどそこを追求しようとも思わないし、ただ単純に、、、流れ行くものを眺める、という本当に生死を彷徨う大事件は勃発しないんだけど、そこまで行かなくても、別に構わないし、、、毎日の中でも十二分に宜しい事は有ります、というのを教えてくれる、リリーフランキーがおでんくんを書く時に、あの当時流行った大人の絵本、結末は自分で考えれみたいなのバカじゃ無いの、というのを見ていると、なんだか、荻上直子の作品はその大人の絵本、ボンヤリ癒される、というのをケッって思わないといけないのかな〜みたいな感じにも私の感情は動くけれども、別にそうも思わないほうが良い、
但しエッってなるのは、メガネという映画は、今から何十年も前に命名された沖縄病、という本土の人が沖縄に憧れて〜という移住セレヴの世界を想うのだけど、ナントカ病ってのは水俣とか四日市ぐらい深刻で無いと使ってはいけないのでは、、、という個人的な倫理が着物警察のように発動仕手仕舞い、、、この考え方もダサいのだけど、大方沖縄病と言っても住んでも合わないから帰る、という無いチャーも多く、、、
現実は沖縄の人は此処がダメなんだよ!と批判する人も多々居るので、沖縄は観光立県では有るのだけど、迷惑な話でも有ります。これが現実で有る。
上野千鶴子の沖縄について解説して有る本があって、タイトルは忘れたけど、トートーメー(位牌)についての女性負担についての考察、真っ当に本当の事なのだけど地元民は世間体があるし居づらくなるので言わない話、というか、女のトートーメーはそういうシキタリなので負担に思う人は関わらない方が宜しい。
上野千鶴子の石垣島だったかホテルの話が面白く、、、ホテルの寿司屋で大将が“これは!本土から空輸された魚です!”と話したらしく、、、上野千鶴子自体はあの当時多分東京に住んでた筈、東京にいても食べれる物を沖縄でも〜地域の元食べたいとかそこら辺は忘れたが、、、本土と沖縄の差はあまりもう無い、ってかこの話映画とズレたね、
アヴァンティのポットキャストにある海洋学者の話、
かもめ食堂に戻るがカーネーションを活ける小林聡美を見ていて、カーネーションは、、、毎日水を変えないと、ヌルヌルするから面倒な植物、、、とか深読みと個人の体験を併せて、、、あっさりして居る映画に見えるけれども、題材や演出が簡素化されて居るだけに、カーネーションを飾るあたりに意地悪さですら思い出すし、、、笑
めがねでは大きなエビを茹でて食べるシーンは大変宜しい、いつかやりたいけれど、3、11の後海に流された死体にエビが群がっていたを聞いてエビが怖い、、、仕方のない事なんだけど、
最後に、かもめ食堂で一つだけ気に入らない事がある、これも私事なんだけど、これは余計な場面、これがなかったらもっと良いんだけどなと、コーヒーを淹れる時にコピルアックみたいな呪文を唱えると美味しく淹れられる、というの、女は好きなんだよね、こういうの、、、幸せになれる御呪い、ファンタジーで可愛いし、こう言うのがあるからホンワカする物が出来るんだけど、、、沖縄の諺に、男のジュリ買いと女のユタ通いは治らない、というのが有り、ジュリとは売春婦の事で有り、ユタとは占い師〜祈祷師みたいなもの、
まさしく、私情を書いてブチ壊仕手仕舞うけれども、かもめ食堂はシンプルなと言いながら、絞り込んだアイテムが展開されるなだけに、女のブリブリさが際立って見えるものでもある、、、
終わり。執筆時間2時間あまり。長い!