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ファッションリメイクコンテスト

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atelier HIKITSUGI主催のファッションリメイクコンテスト第二回に応募中。
https://www.a-hikitsugi.tokyo

試作写真投稿中。

インスタ映えする御洒落写真は出来ません。

製作途中の写真をまとめて投稿。

ネクタイを分解している画像、、、芸歴20年ぐらいですがネクタイを分解するのは意外に初です、

ゴルチェがネクタイをつなげたドレスとかをやってたので、やって見たいなぁ〜とか思ってたし、装苑とかでもリメイク特集であったりと、、、簡単そうに見えて実はネクタイはバイアス断ちなので縫製の難易度が極端に高すぎるのです、、、、ゆるくまつった手作業が多いとか、、、中の芯材のバランスとか繋ぎ目とか綺麗に首に沿ってくるかとか、、、、なのでネクタイは元から価格が高いし、女物のドレスよりも良い素材を使われている感じ、しかも贅沢な仕立て、

古着のネクタイは結婚式で刺身とか食べて醤油のシミとか付いてることが多い、繊維が劣化するという事は使った証、減価償却だし、服は納得いくまで使って後は御掃除用具としてワックスがけとか、マツイ棒
みたいに割り箸とかに巻きつけて使ってます。

ネクタイを分解しながら気づいた事、ネクタイの角はタックのように縫われていて、しかも縫い返しが無い!、そう、、、縫い返しをすると生地が引き攣るのです、ネクタイを分解しながらミシン縫製の箇所は成る可く返し縫いをされていない、手まつりの玉留めは生地を痛めていたし、ネームタグを縫い付けた黒い太い手縫い糸、おそらくコットン糸はネクタイ本体に色移りがしていた、ミシン糸は大方形状が安定していて劣化しにくいポリエステル糸だろうし、色移りなどは無かった、

地球に優しくとかエシカルといけれど、非常に多様な世界です。オーガニックで作られた生地です、けど縫製はポリエステル糸、という事もあれど、綿糸・絹糸はあまり使われていないので価格は高騰します。そして、、、、自然素材は弱い、縫い目がパッカリングし易い、勿論そうしない方法もあれど、まだ一般的には浸透してない、ちゃんとちゃんとしないとしわ寄ったらダメ!という、ちゃんと見えたいけど手は抜きたい、という人心によるしっぺ返し、見たい!、ダニエラグレジスがもっと流行ればいいのに!、 どれがいいのか分からん、矛盾している、ように見えるけれど、今回のネクタイを分解しながら、染めた綿糸は経年や摩擦で色移りし易い、ということを踏まえて、どの素材を選ぶのか、が大切、このコンテストを通して、おしゃれ心、生産過程、素材の在り方、なんかを問答しまくる事が大切。その先に10万円が待っているのかもしれません←底意地悪、

#リメイクで救うお洋服
#エシカル
#リメイクコンテスト
#サスティナブル
#SADAHARUHIGAHAUTECUTURE

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SADAHARU HIGA HAUTE COUTURE
テキスタイルを活用した衣類の製造販売。 minne bace hands creema iichi 催事等で販売。 フツーに着れない系が得意、フツーに着れるものも作っているつもり。 三つ子の魂百迄。心に無い事しない。無責任で上から目線の先輩後輩ごっこ御断り。自由度が高い生き方。