谷町 焼き鳥かつら|おすすめメニュー7選
谷町で焼き鳥屋を探してる方へ。
谷町6丁目駅からほど近い「焼き鳥かつら」を紹介します。創業1979年の老舗焼き鳥屋が、令和になって再ブレイク。おすすめメニューや注意点、人気の秘密について深掘りしています。美味しい焼き鳥を食べたい方は、ぜひご覧ください。
焼き鳥かつらの特徴は?谷町で45年の老舗
焼き鳥かつらの特徴は、レトロで家庭的な雰囲気です。昔ながらの大きな赤いちょうちんが目立つ外観は「究極の昭和レトロ」といえます。それもそのはず、昭和・平成・令和と3つの時代を駆け抜けている貴重な老舗!1979年から45年の歴史を誇っています。
かつらでは、焼き鳥が最大のセールスポイントですが、鶏の刺し身もハイレベルな味わい。新鮮さが他店とは違っています。仕入業者との付き合いが長いからこそ、良い素材が手に入るのでしょう。
この記事では、谷町の老舗「かつら」でおすすめメニュー7選を徹底解説。さらに、「かつら」の良い点・特徴も紹介します。
気になるアクセスは、大阪メトロの谷町四丁目駅、谷町六丁目駅のどちらからでも徒歩2分。住所や定休日などの店舗情報は、下記のリンクから分かります。口コミ情報も載っているので、ぜひ確認しておきましょう。
▼Googlemap:谷町 焼き鳥 かつら
【谷町】焼き鳥かつらのおすすめ7選
焼き鳥かつらのおすすめメニューは以下の7つです。
焼き鳥盛り合わせ
生レバー
鶏唐揚げ・皮パリ揚げ
つくねハンバーグ
ポテサラ・味噌キュー
鶏スープ
軍鶏のテッサ・地鶏タタキ
上記以外のメニューも、ほとんどが長年愛された老舗の味。サイドメニューにも手抜きが無く、全ての料理が手作りで提供されています。2人で経営している店にしては、品数が多いので迷いがちです。
そこで、まずオーダーしたいメニューを7つ紹介します。料理の写真も載せているので、参考にしてください。
①焼き鳥盛り合わせ|迷ったらコレできまり
かつらで最初に頼みたいメニューは「焼き鳥盛り合わせ」です。メニューで迷ったら、まずはコレを注文しましょう。焼き鳥・つくね・レバーなど、外せない味が5本楽しめます。炭火にもこだわっているので、焼き上がりの妙味を味わってください。
焼き鳥盛り合わせのおすすめポイント
タレ系の焼き鳥が5種類味わえる
キャベツをタレに絡めて味わえる
定番なので誰でも美味しく味わえる
「焼き鳥盛り合わせ」を注文しておけば、タレ系の味は一通り楽しめます。焼鳥の下に敷かれているキャベツを、タレに絡めて食べると絶品です。
塩系のメニューでは「砂ズリ」「こころ」「軟骨」が美味しいので、こちらは別で注文しましょう。間違いなく満足できます。
②生レバー|ここでしか味わえない
かつらをおすすめしたい理由は「生レバー」の存在です。他の店では出会えない美味しさと断言できます。かつらに行くなら、必ず注文したいメニューです。
生レバーのおすすめポイント
新鮮すぎるレバーの味わい
タレと薬味の絶妙な味わい
ほかのどの店にもない工夫
かつらの「生レバー」は、レベルが違う。他では味わえないクオリティと言って間違いありません。焼き鳥屋の生レバーといえば、通常は肝を切っただけで提供されます。醤油とワサビをつけて食べるだけのスタイルが一般的ではないでしょうか。
かつらでは、切り方もタレも、プロの仕事を満喫できます。仕入先との関係も太いようで、かなりの数を確保。「生レバー」の存在がリピーターを増やし続けています。
▼参照:Instagram口コミ
③鶏唐揚げ・皮パリ|ジューシーで香ばしい
「鶏の唐揚げ・皮パリ」も人気の高いメニューです。年齢と性別を問わず人気の理由を以下で紹介します。
鶏から揚げ・皮パリのおすすめポイント
冷凍ではなくフレッシュの鶏肉を使用
ジューシーさと香ばしさが両立
幅広い年齢に好まれる味付け
かつらでは、焼き鳥以外のメニューも楽しめます。中でも「鶏の唐揚げ」「皮パリ」は幅広い年齢から好まれている人気メニューです。
かつらではフレッシュの鶏肉を仕入れているので、原価は冷凍モモ肉に対して10倍程度と推察されます。ちなみに、冷凍モモ肉は1Kgで500円程度が相場です。(コロナ前は350円程度)
材料が良いだけでなく、中華料理の技も生かされた味付けは後を引きます。鶏のジューシーさと皮のパリパリ感を、ぜひ味わってみましょう。
④つくねハンバーグ|コスト無視のボリューム感
つくねハンバーグは「つくねチーズ大判」が正式な名称です。名前の通り、かなり大型のつくねがドンッ!と提供されます。
つくねハンバーグのおすすめポイント
大満足のボリューム感
ワイン風味の手作りソース
付け合わせのポテトサラダのサイズ感
焼き鳥に使う「つくね」でハンバーグを作っています。最大の特徴はサイズ感がハンパではない点です。チーズと手作りソース、付け合わせのポテトサラダで原価率は80%を超えていると推察されます。
忙しいときは遅くなるようですが、食べる価値は十分にあります。鶏肉で作られているので、さっぱりとボリューム感が両立。一人で来店する男性客に人気があるメニューです。
⑤ポテサラ・味噌キュー|自家製スピードメニュー
「ポテサラ・味噌キュー」もリピーターの多いメニューです。焼き鳥を待つ間に、とりあえず一品オーダーしてみましょう。
ポテサラ・味噌キューのおすすめポイント
ポテサラも味噌も手作り
混雑時でもスピード提供
さっぱりしつつ飽きない味
ポテサラは完全に手作りで提供されているメニューです。毎日、じゃがいもを潰して仕込んでいます。味噌キューの味噌も手作り。ひき肉と味噌のマッチングが絶妙といえる完成度です。
一般的な出来合いのポテトサラダは、ケンコーマヨネーズで1Kg300円程度。高級メーカーでは、600円弱が相場です。かつらのポテトサラダの場合、原価率60%以上ですよね。味噌も熟成の具合で味が微妙に変わるので、飽きずに楽しめるメニューです。
⑥鶏スープ|コーラーゲンいっぱい
「鶏スープ」はコラーゲンがたっぷり。味わいが深く、女性に人気のメニューです。良質な鶏のコラーゲン部分が溶けだした味は絶品。油のくどさはなく、さっぱりと飲み干せます。食前に飲んでも良いですし、食後の締めとしても適しています。
オシャレなカップで提供される本品は、一人で飲むのにピッタリなサイズ感。毎日飲むと肌がプルプルになりそうです。美容にも良いのは間違いないでしょう。冬場はもちろん、暑い夏にも飲みやすいスープといえます。
⑦軍鶏のテッサ・モモ肉タレ焼き❘歯ごたえ絶品
「軍鶏のテッサ モモ肉タレ焼き」も、外せないメニューです。新鮮な素材なので、歯ごたえがモチモチ。甘みが感じられるだけでなく、風味と満足感が両立しています。テッサの身の引き方が絶妙なので、ポン酢とのバランスが良好です。
モモ肉タレ焼きは、備長炭でじっくり火を通して肉汁をたっぷり浮かび上がらせています。焼いた表面はしっかりしていますが、中心部はジューシーで柔らかみのある仕上がり。火の通し方とタイミングの見極めが良いのでしょう。シンプルながらも真似ができない一品です。
数が少ないので品切れになることもありますが、他の部位でアレンジしてくれる場合もあります。
焼き鳥かつら(谷町)|良いポイント3つ
谷町の焼き鳥かつら(桂)の良いポイントは以下の3つです。
43年の実績と信頼
コストを無視した調理
本物の炭で焼き上げる焼き鳥
上記のポイントを順に紹介していきます。
①老舗の安心感・手抜き無しの味
かつらは大阪の谷町で43年の歴史を持つ店です。飲食店は一般的に「10年生存率10%」と言われています。飲食店は参入障壁が低く、流行に飛びついて開店している傾向が顕著です。そのため、常に新しい店舗が入れ替わり誕生しています。
しかしながら、新規店舗が定着するケースは稀であり、気が付けば閉店している店が圧倒的多数です。40年を超えるかつらの営業実績はレアすぎるといえるでしょう。メインの客層は50代ですが、20代後半から30代の若い男女も訪れています。老舗の安心感と、手抜きのない味が支持されている様子です。
参照:居抜き情報.COM
参照:livedoor NEWS
②毎日仕入れ・タレから全て手作り
かつらの魅力は「コスト無視」の経営姿勢にあります。チェーン店や一般的な居酒屋と違い、冷凍食品を使用していません。食品業者からの取引のお願いも断り、自ら仕入れしています。
そのため、原価率は飲食店の一般的な基準を大きく超えていると考えられます。基本的に手作りの姿勢を崩さない点が、魅力となって表れているのでしょう。
焼き鳥のタレに関しても、全て手作りで熟成させています。大きな寸胴に丸ごとの鶏を入れて、調味料や副素材を入れて煮詰めています。当たり前のようですが、ベースから手作りでタレを作る店は珍しいです。手間とコストを考えると、普通はマネできません。こだわりの味が楽しめるので、ぜひ試してみてください。
参照:SynchroFoodプレスリリース
③高級な備長炭を惜しみなく使用
かつらでは、高級な炭を惜しみなく使用しています。炭火には香ばしさと、ジューシーな焼き上がりが期待できます。ただし、炭は必ず燃やしておく必要があるので、経営としての費用負担は膨大です。
また、近年では品質の良い炭も入手困難で、中国・ベトナム・ラオス産が主流。1箱15Kgで7,000円くらいの仕入れ値のはずです。かつらでは、高級で火力の強い「紀州備長炭」を使用しています。外国産の2~3倍の値段がしているはずです。焼き上がりが「こんなに違うのかと実感できる」ので、ぜひ味わってみましょう。
焼き鳥かつら|注意点2つ
かつらの注意点は以下の2つです。
提供に時間がかかることもある
予約が取りにくい状況
ここまで、かつらの良い点を紹介しました。もちろん、イマイチなポイントもありますので、以下で説明します。
①提供に時間がかかることもある
かつらで注意したいのは、提供に時間がかかる場合があることです。かつらは、マスターとママの2人で経営しています。席数が36なので、明らかに店員が足りていません。当然ですが、混雑時は提供のペースが遅くなります。
週末はヘルプが入るようですが、大規模店とは違う点は理解した方が良いでしょう。これからもメニューの数は減らさない方針なので、提供については時間を要する場合もあります。
②予約が取りにくい状況
2つ目の注意点は、予約が取りにくい点です。営業時間は18時ですが、開店と同時に席が埋まる状況が続いています。電話も鳴りっぱなしで対応に追われている感じです。人気店なので仕方のないところですが、営業スタイルを見直す時期かもしれません。
また、追加オーダーが止まらないので、席が空いていても入店できない状況も。特に、2人や家族連れの注文ペースに対応しにくい様子です。
かつらでは、「公式Twitter」「公式Instagram」が立ち上がり情報を発信しています。店の状況や定休日など、リアルに把握できるのでおすすめです。
グーグルマップの情報も充実してきているので、フォローしておきましょう。
※2023年1月からネット予約を開始(公式Instagramより)
公式Twitter:焼き鳥かつら(谷町)
公式Instagram:焼き鳥かつら(谷町)
Googlemap:谷町 焼き鳥 かつら
焼き鳥かつらがおすすめな人
焼き鳥かつらがおすすめな人は以下の通りです。
とにかく美味しい焼き鳥を食べたい
予算・待ち時間に余裕がある
昭和レトロを満喫したい
どんな店にも合う人と、合わない人がいます。万人に好まれる店は存在しないので、気になるなら参考にしてください。
①とにかく美味しい焼き鳥を食べたい人
かつらがおすすめな人は、美味しい焼き鳥を食べたい人。かつらでは冷凍やチルドは使用せず、毎日フレッシュな素材で勝負しています。仕入先からも優先的に良い素材を提供されているので、美味しくならないはずがありません。串にかける情熱が違います。
前述したように、炭にもこだわっているので「ぷりぷり」「ジューシー」な焼き上がりです。身の部分はもちろん「ささみ」「砂ズリ」など、水分の少ない部位も例外ではありません。美味しい焼き鳥を食べたいなら、かつらを試してみましょう。
②予算・待ち時間に余裕のある人
予算と待ち時間を気にしなのであれば、かつらを存分に楽しめます。かつらの原価率は60%を超えると想像でき、コスパはかなり良好です。ただし、チェーン店と違って仕入れる素材が高いのも事実。鶏の身を例に挙げても、仕入れ値に数倍の差があります。提供価格が大手の店と比べて、高くなる点には理解が必要です。
飲み放題や食べ放題を求める人は論外。ジャンルが違うので、鳥貴族や吉鳥など安い店を探すと良いでしょう。
また、大手の店と違って、オペレーションの簡素化は考えられていません。仕込みはもちろん、調理にも手間と時間がかかります。予算と時間に余裕のある人に向いた店と言えるでしょう。
③昭和レトロを満喫したい人
かつらの魅力は「昭和レトロ」な店の雰囲気にあります。昭和54年から営業している「かつら」は、昭和のど真ん中と言って良いでしょう。店内の雰囲気が、当時と変わらない点も魅力となっています。リアル世代には懐かしく、20代や30代には新鮮な魅力を提供。
昭和54年は「インベーダーゲーム」「ぶら下がり健康器」が流行していました。「ドラえもん」の放送開始もこの時期です。そんな時代から現代までを駆け抜けてきた、マスターとママの昔話も店を盛り上げています。本物の昭和レトロを味わうなら、かつらはおすすめです。
まとめ:【谷町】焼き鳥かつらでおいしい料理を味わおう
大阪でおすすめの焼き鳥を探している人へ「かつら」の魅力を紹介しました。谷町にある「かつら」は43年の歴史を誇る老舗です。昭和レトロな雰囲気を持ちながら、新しい味の開拓も意欲的に取り組んでいます。
今回は「かつら」おすすめのメニューや、長年のこだわりについて触れました。反面、クレカやタッチ決済に対応していないデメリットもあります。ランチやコースも扱いがありません。
しかしながら、それを差し引いても十分に魅力があり、多くの人に愛好されているのも事実です。断られることもありますが、予約も可としています。谷町エリアで美味しい焼き鳥を食べたい人は、「かつら」の焼き鳥を食べに行きましょう。
あとがき|焼き鳥かつらの現在(2023年1月)
谷町の焼き鳥かつら。この記事を書いた時点では「隠れた名店」でした。知る人ぞ知る存在という感じですか。そして、記事をUPしてから数カ月…。
SNSの口コミによって、表舞台に出ましたね。
今ではすっかり様変わり。若者たちがデートで利用している光景も見られます。予約の電話もひっきりなし。今では立派にグルメが集う店になったようです。
食べ放題、飲み放題、個室もない古い店が評価されている。
SNSのパワーは既存の価値観を変えたかもしれない。時代は確実に変わっていますね。「おいしい気持ち」が即時に広まるのは、ステキなことではないでしょうか。筆者はカウンターで一人飲みながら、マスターとママの奮闘ぶりを楽しんでます。
▼関連記事:【かつら】谷町で焼き鳥と言えばココ|夏のおすすめ5選を紹介
Googlemap:谷町 焼き鳥 かつら
公式Twitter:https://twitter.com/katuratanimachi
食べログ:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270204/27047295/
公式Instagram:https://www.instagram.com/katura_yakitori/
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