社労士の勉強会(AI、スポットワーカー)に参加した話
北海道在住のコンサポ登山社労士のkakbockです。
先日、社労士の先生たちによる有志の勉強会の9月例会に参加しました。
この会は毎月1回、平日の夜に約2時間、参加している社労士の方や外部講師の方がそれぞれ1コマ1時間の講義を行っているものです。
時々、講師が決まってないので、ぜひ立候補を!とのメールが来るのですが、その他登録の私としてはまだお話しできるようなネタがなく、まだ講師はできていない状況です。
9月の例会は、社労士だけでなく行政書士やキャリア・コンサルタントの資格を持つ先生による、「Chat GPTとGoogle Bardの活用」についての講義と、社会保険労務士の先生の「社労士から見たスポットワーカー」についての講義でした。
(1)Chat GPTとGoogle Bardの活用
一つ目の講義は、最近のAIを取り巻く情勢、特にChat GPTとGoogle Bardの社労士業務への活用方法などについてのものでした。
各種の情報を集め、分析されて、まとめられた資料を基にした説明でしたので、とてもわかりやすく、とても勉強になりました。
まずは、最近のAIをめぐる社会情勢について、報道されたニュースや雑誌の特集などを踏まえて、説明をいただきました。
そして、社労士として、どのようにAIに向き合うべきか、などのお話があり、それから、実際にChat GPTとGoogle Bardの活用例を見せていただきました。
講師の方は、質問の仕方がすごくうまくて、かなり活用されてるなと感じましたし、望む答えを引き出すことができてるように思いました。
私は、無料版ですが、Chat GPTは試しに使ってみて、使い方はある程度わかってはいます。
ただ、質問の仕方がキモなのですが、うまく質問を繋げられないので、質問の技術を高めれば、ものすごく使えるものだというのはわかります。
Google Bardについては、使ったことがなく、複数の回答があることも知りませんでしたので、早速試しに使ってみようと思いました。
AIと士業に関する情勢は、リアルタイムに追っていく必要がありますし、継続的にこれらに実際に触れてみることがすごく重要だと再認識しました。
(2)社労士から見たスポットワーカー
2つ目の講義は、スポットワーカーについてのお話でした。
社会保険労務士の先生による講義だったのですが、ご自身が、実際にスポットワーカーとしていろいろな業種で働かれているという、ご自身の経験を踏まえての、社労士としてのスポットワーカーの現状や問題点について講義をいただきました。
まず、スポットワーカーの説明と、同じような言葉であるギグワーカーとの違いについてのお話がありました。
内容としては、
スポットワーカーは、企業と雇用契約を結び、単発で働く労働者で、一方、ギグワーカーは、企業と雇用契約を結ばず、業務委託契約で単発で働く労働者である。
つまり、スポットワーカーは、企業に雇用され、企業の指揮命令に従って働く。一方、ギグワーカーは、企業に雇用されず、自らの責任で業務を遂行する。
具体的には、スポットワーカーは、企業の従業員として、労働基準法などの労働法の保護を受ける一方、ギグワーカーは、労働者ではなく、個人事業主として扱われるため、労働法の保護を受けない。
というものです。
なんとなく知ってたつもりですが、改めて説明をいただき、明確に違いを認識することができました。
続いて、ご自身が使用されているスポットワークのアプリの説明と、実際の使用する時の流れや機能についての説明をいただきました。
特に、スポットワークアプリの「Timee」について、とても具体的に教えていただきました。
また、社労士から見て、問題となりそうな部分についても説明がありました。
そもそも、私は全く知らない業界の話であり、ものすごく勉強になりました。
今回の9月の例会も、特に後半の講義は、自分ではなかなかたどり着かない情報だったので、知識が広がりました。
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