あのころやりたかったこと
男の子というのはだいたい、タイヤのついたもの、が好きだ。ミニカーを与えるとずっと遊んでるし、電車をずっと眺めているタイプもいる。それは大人になってもあまり変わらず、facebookを見ていると、車を買った話や、電車を見に行った話がよく出てくる。
ぼくは、あんまり男の子らしくない子供で、本とか折り紙には興味があったけど、タイヤのついたもの全般に興味がなかった。いまも車とか電車とかにそんなに興味がない。でも、どういうわけか、飛行機とロケットだけは大好きだった。
本を読んだら、パイロットとか宇宙飛行士になるには、視力がよくなくてはいけないし、運動も得意じゃないとだめ、みたいなことが書いてあった。だったらせめて、ラジコンで空撮をと思ったけど、当時の飛行機やヘリのラジコンは、エンジンで駆動する機体がほとんどで、値段も高かったし、飛ばしに行くのに車も必要だった。
先日、アスキー総研の遠藤諭さんと飲みに行った。遠藤さんは、リュックからリンゴかなんかを取り出すくらいの感じで、これを取り出した。
機体重量は400gと小型なんだけど、すごく安定していてよく飛ぶ。カメラを内蔵していて、iPhoneやiPadがコントローラーになって、映像が画面に映る。だから、機体が目視できないくらい離れても操作できるのだという。ぼくがやりたかったことがぜんぶできている。これはやばい。
加藤 うわーー。ぼく、新しいMacBook買おうと思ってたんですけど。
遠藤 MacBook買っても今までどおりでしょ。でも、これは人生変わるよ。
買った。
届くのが楽しみすぎる。たぶん、もうひとつくらい買ってしまう気がする(そしてたぶんMacBookも買うんだと思う)。飛行機はおそろしいですね。
遠藤さんが万博公園で上のドローンを飛ばして撮影した動画
(以下、お知らせ)
という名前で、何人かのクリエイターのみなさんといっしょに、日記を書くということを不定期にやっております。今回のお題は以下です。
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