『自分らしく働く』とは
こんばんは。さだです。
税理士さんの多くはこの時期多忙です。
多忙だと、ふとした瞬間に悲しくなるというか、
「あれ?何のためにこんなに働いてるんだ?」
みたいになる時がありますよね。
(私はこの時期、毎年なります。笑)
そんな生活に疲れてしまったときに、
「自分が本当にやりたい仕事は何だろう?」
「本当の自分ってどんなことがしたいんだろう?」
ということを感じる人も多いのではないでしょうか。
色んな本を読んでいると「いや、『本当の自分』なんて無いから」と書いてあることが多いです。
確かに『本当の自分』という言葉はあまり良くないですね。抽象的で実際には何の意味もないように感じます。
とはいえ、とはいえ、です。
『自分らしさを捨てろ!』みたいな本もありますが、私はこの『自分らしさ』というものを自分で見つけることって結構大切だと思うんです。
じゃあ、その『自分らしさ』ってどうやって見つけるの?
という話ですが、私なりの考え方を書きたいと思います。
(軽く読み流してください。笑)
まず最初に、『自分らしさ』と『自分の性格』というのは分けて考えましょう。
『自分らしさ』と『自分の性格』って両方とも、今まで生きてきたうえで、自分が(なんとなく無意識に)選択してきた行動で決まると思うんです。だけど、『自分の性格』って自分で決めるというよりかは、周りが決めることですよね。周りの人が、その人の行動を見て「あの人は怒りっぽい性格だ」とか決めますよね。だから「自分ってどんな性格なんだろう」って考えてもあんまり意味ないかなぁって思ってます。
さて本題の『自分らしさ』なんですが、これも上に書いた通り、今まで生きてきたうえで、自分が(なんとなく無意識に)選択してきた行動で決まると思います。
じゃあ『自分らしさ』はどうやって見つける?っていう話ですが、
わたしはその(なんとなく無意識に)選択してきた行動をとことん掘り下げることで『自分らしさ』が見つかるのではないかな、と思っています。
でも今までの人生の行動一つ一つを掘り下げることなんて無理ですよね。
なので、「自分が好きなもの」「自分が嫌いなもの」をピックアップして、その一つ一つを「何故、これが好きなのか?」「何故、これは嫌いなのか?」をとことん掘り下げると『自分らしさ』が見えてくると思います。
例えば「自分は飲食業が好き。(やりたい)」としたら、その好きの理由をとことん追求するんです。接客が好きなのか?料理を作るのが好きなのか?というところから始めたとして、「家で一人で自分のために料理作るのは好きじゃないかも。。。」となったとしたら「じゃあ接客が好き?」という風に。「うん、接客はすきだなぁ。」じゃあ接客のどこに魅力を感じるのか。「人と話すのが好き?」「笑顔を見るのが好き?」両方かな?となったら、「なんで人と話すのが好きなのかな?」「なんで笑顔を見たいと思うのかな?」というふうにとことん掘り下げてみる。同じように自分の趣味とかもなんでそれが好きか考える。映画が好きだとしたら、なんで好きなのか。どんな映画が好きなのか、それは何故か。例えば好きな映画10本挙げてみて、それぞれ好きな理由を5個挙げてみたら50個の「好きの理由」が出てくるわけで、そうすると『自分らしさ』って少しずつ見えてくると思うんです。
逆に自分の嫌いなもの(苦手なもの)の理由をとことん考えるのも必要ですよね。
めっちゃ疲れる作業だと思うんですけど、これをやることで『自分らしさ』というものが分かってくるのではないでしょうか。そしてその『自分らしさ』を大切にすることで、迷いが無くなったり、無理をしないようにできたりするのではないでしょうか。知らないうちにストレスをため込んだりする事が減ったり、前向きに行動したりすることにも繋がると思います。
物は試し、ということで参考にしていただけたら光栄です。