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新500円玉貯金、“新紙幣”があぶり出す節約トレンド

なるほど、そんな手があったのか!?

新紙幣発行がニュースを賑わす2024年7月3日、X(旧Twitter)では隠れた節約トレンドがあぶり出されています。それが「新500円玉貯金」です。

2021年11月に発行されたのはいいものの、対応する自販機がいまだに少ない新500円玉。その状況を逆手に取った人々が、「いっそのこと貯金しちゃえ」となったよう。

利用しているのは、業務用コインケース10万円貯金箱、さらにはアドベントカレンダー風の貯金冊子満タンになると自然に割れる貯金箱などなど。みんな、なかなか楽しそう。

すでに貯まった金額を公表している人も多く、だいたい2〜3万円がボリュームゾーンの様子。なかには7万円も貯まったという人もいましたね。

こうした状況は、今回の新紙幣でもあまり変わりません。

NHKによると新紙幣への対応は、大手小売のレジや主要交通機関の券売機で8〜9割程度。ですが、飲食店の券売機は5割程度、飲料の自動販売機は2〜3割程度になるのだとか。

とはいえ、紙幣を頻繁に貯金していくのは、さすがにちょっとキツいかなぁ。でも、新しい貨幣の発行が、楽しい貯金習慣につながるのは、まあ「いいこと」ですよね。

でも……それはつまり、「使えない貨幣が市中にはびこっている」ことを意味するのでは? ふとそんな、ディストピアな未来が脳裏をよぎったりして。

いずれにしても、自分はキャッシュレス派。新紙幣はおろか新500円玉すら、とんと見た憶えがないんですよねー。


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