blackoutホニャララの件

わりと狭い世界で生きていて、
喉の支えがずっと取れない、ような仕事の圧が続いているため
SNSをはじめとする世界、というか
私の大好きな米国の、しかもほぼ全土で問題になっている件についてコメントのしようがなかった。
お近くの香港の問題も含め、
(これはべつの話だが)
私なんぞの思想を曝してまで、というのが本当のところである。

留学していた経験がないので、
正直外国人の友達がいるとか、
人種差別をリアルに感じたとかいうのは少ないんだが今回の件については
ちょっとした暇を利用してあらゆる人の見解を読んだり、
歴史的背景を知ってみたりという具合だ。

単一民族の、しかも島国で育ってしまい、
海外はめっぽう旅行という私のしょうもない知識で薄い意見を述べるなら、

根が深すぎてもはや太刀打ちできそうにない、としかいいようがない。

アジア人であるから、
白人至上主義のような思考回路の人からしたら
自分もまた考えられぬ存在なのだろう。
実際ロンドンで1度だけ、嫌な思いはしている。

かつて中国で活躍する蒼井そらが
「なんで中国なんかで活躍するんだ」
という発言をぶつけられたとき、
こう答えていた。

私は何人だとかどの国の人だとかそういった類いのことは見ていない。
相手がどういった人間か、それだけを見ている。
それ以外はない。

地球人として、みたいな飾った言葉じゃなく、
彼女の言葉のチョイスは毎回的確で感心するが、
それが私のなかでもすごくしっくりきて
私もそれを信条としてる。


この根の深い問題にどう答えを出していいかわからん。
ただ、私は綺麗事並べるとかうっすい知識を並べるつもりはない。
ただひとつ云えるのは、
これきっかけに暴徒と化したことは間違っていると思っているし、
デモで大声をあげたらなんでも物事大きく変えられる、ていうのはちがくないかい?
とデモ頼みは正直時代にそぐわないのでは?とも思う。

ただ、まだまだ私にも知識が足りない。

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