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検索クエリが9割
ホームページへのアクセスは、検索エンジンからSNSに移行しつつありますが、それでも、検索エンジンからのアクセス経路については、認識していく必要があります。
例えば、あなたが、飲食店を開業するとしましょう。どこに出店しますか?
ということを考えてみましょう。
・銀座の一等地に出店するか?
・デパート内に出店するか?
・郊外に出店するか?
規模や予算に応じて、自分のビジネスに合う立地のことを、まずは、考えますよね?
オンラインビジネスにおける検索クエリとは、Google、Yahooなどで検索ユーザが、検索窓に入力した言葉のことですので、そのボリュームは、インターネット上の“立地”と言えるでしょう。
インターネット(オンライン)でビジネスを始めようと思ったら、まず、最低限、事前調査しておくべきものだと思います。
1.あなたのビジネスに必要な検索数は?
やみくもにビッグキーワードを狙ってもあなたのホームページにアクセスは集まりません。
あなたのビジネスに必要な検索数を知る必要があります。そのためには、以下のことを把握しておく必要があります。
1.1か月の目標売上はいくらでしょうか?
2.あなたの商品・サービスの単価はいくらでしょうか?
3.目標売上÷単価=販売個数を出してください
4.販売個数÷クリック率÷成約率=必要な検索数
その上で、ツールを使って、あなたが思い浮かぶキーワードに対して検索ボリュームを調査していきましょう。
2.検索クエリの調査方法
Google広告、Yahoo広告を既に実施されている方は、
Google広告「キーワードプランナー」
Yahoo広告「キーワードアドバイスツール」
を利用ください。おすすめは、「キーワードプランナー」です。
その他、いろんなツールがありますが、以下のようなツールを利用しておくのもいいでしょう。
3.検索クエリの範囲を広げよう
自分で考えるキーワードの範囲には限りがあると思います。売り手と買い手では基本的に思い浮かぶキーワードも違うことを前提にしておきましょう。
まず、思い浮かんだキーワードに、以下のような行動を示すキーワードを含めて、再度、検索ボリュームを調査してみてください。
「買う」「訪問する」「入手する」「購入する」など
他には、
「近くの」「アクセス」「行き方」などの行先を示す言葉
「治したい」「痩せたい」「対策」などの悩み解決を示す言葉
「やめたい」「会いたくない」「お金がない」などのネガティブワード
「CPU修理」「HACCP取得」「半導体制御部品」など専門用語
「講座」「通信」「資格取得」「マニュアル」などの教育系ワード
なども抑えておいてください。
また、ウェブ上に存在するツールを有効利用しましょう。
サジェスト(入力したキーワードの関連語)を取得するツールです。
シソーラス(言葉の類語、同義語、連想語)を取得するツールです。
また、Yahoo!知恵袋などで、お客さんとして実際の悩みを調べてみるのも有効です。
4.必要な検索数に達していたら
先ほど1.にて必要検索数を計算したと思いますが、あなたの考えたキーワード、行動を示すキーワードを付け加えたキーワード、サジェストやシソーラスなどで調査したキーワードの検索ボリュームの合計が、必要検索数を越えていれば、まずは、あなたの考えるビジネスを次に進めていいかと思います。
5.必要な検索数に達していなかったら
検索クエリを増やすことができるか、メインの検索クエリを考え直すか
サービス内容の変更を検討することを検討する必要があるかもしれません。