【将棋】頂上決戦は最後まで美しかった
将棋の第71期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の第1局が9、10日、静岡県掛川市で行われ、挑戦者の藤井聡太竜王(19)(王位、叡王、棋聖)が王将4連覇を目指す渡辺明名人(37)(棋王)に139手で勝利した。
Abemaでの生中継はなかったので、棋譜アプリでの確認のみでしたが、AIの評価値でも最終版まで互角での戦い。
そして、持ち時間8時間を消費し、どちらも1分将棋に突入するぐらいの白熱した頂上決戦でした。
そして、何よりも、最後の形がとても美しい形となりました。
将棋で、王が真ん中で詰むことを、都詰
桂馬で詰むことを桂のつるし詰め
というのですが、今回、その2つが実現され、さらには、藤井竜王の持ち駒は歩で、動いていない駒が1筋の香のみという、まれにみる駒の効率のよい戦いだったことがわかります。
美しいという感覚は、神の領域に近づけば近づくほど鮮明になるのかなぁなんて思っちゃいますね。
しばらくは、この2人の将棋対局の日は、仕事になりそうもありません・・・