自分=神って?
ゆるふわ教室の第15回です。
悩みのあれこれございませんか。
☆ ☆ ☆
何時まで続くの。こんな状況、あり得ない。どうしよう。なんとかしなくちゃ──
まぁ、今のところ、どうにか遣り繰りしてるけどね。この先どうなるか不透明──
はぁ。もうどうでもええ。諦めた。やってられんわ。どうせいつか死ぬんや──
今こそチャンスやで。できることやったらええねん。躊躇してられへんな──
できること、ないかしら。誰かの役に立ちたいな。それでアタシ、頑張れるかも──
成るようにしか成らない。大自然の営みだ。小賢しい知恵など役立たず。天命さ──
誰も何も信じられない。ウソばっかり。神様なんていないよ。絶望しかないわ──
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神様なんていない。こんなことを仰る方が、時折いらして驚いたりするのです。
ありえません
だってそうですよ。神様がいないと仰るからには、神様ってどんなものかご存知なはず。ということは──
神様がいるってことです!
☆ ☆ ☆
「言うてたな、フジさん。神って法則や」
『オレたち、法則で生まれ法則で死ぬ』
「無味乾燥な感じやで」
『法則って人格ないからさ( ̄▽ ̄;)』
「白髭生やした爺やないか」
『自然災害は子供だって容赦ないもん』
「そうやね。わたしたち無力や」
『無力だから任せるのさ』
☆ ☆ ☆
神って何。説明するからわからない。私たちは、論理的思考に毒されています。
抗いようのない大宇宙。逆らえない程強力な存在。そういった何かを神と呼ぶのです。
だから、私たちは無力であると納得します。不可能なことがあってよい。どうする手立てもない時は、委ねて構わないと──
『神社の御神体って鏡じゃない』
「カガミから我を取れば神やな」
『世界はオレたちの鏡なのさ』
「ブロッケン現象みたいやで」
『自分の影が巨大になるやつね😲』
☆ ☆ ☆
イラストはトーク相手の朔川揺さん♡
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「申し示す主体は誰やろ」
『あ。それスゴい気づきだね』
「浮かんだけど、意味がわからん」
『オレたちと神って一体なのさ』
「なんでフジさんがわかるんや」
『それはやっぱり愛だね』
「ほう。間に入ってくれるんか」
『揺さんの言葉を聞くまで、オレも神と人を分離てたよ。どっちも自分なんだ!』
「ほな、自作自演かよ」
『ひとり芝居だ。やれやれ』
「ゴッコ遊びしとる子どもやで」
『周りはみんな自分ってことか』
「でもやっぱ、受け入れられへん」
『うーん。わかるよ』
「けど、認めんといかんやろな」
『それはそれでいいと思うよ』
「かまへんのか」
『在り方を設定すればね』
☆ ☆ ☆
「ふう。力が抜けたわ。どんより曇った空の隙間から一条の光が降りてくる感じや」
『あれ。その現象って、名前あったよね』
「天使の梯子やで」
『別名なかった。薄明光線とか』
「学術名はけったいやけど」
『ミー散乱』
「フジさん、やめときなはれ」
『ええっと確か──』
「情緒の欠片ものうなるで」
『チンダル現象だ!』
「( ゚Д゚)」
☆ ☆ ☆
『周りはすべて自分なのか。であるなら、何もかも、愛せる設定になるよね』
「そやけどな。どないしたって愛せんやつはおるやろ。フジさん、道場で稽古する時どやったん。男の人が多いんやないの」
『揺さん、違うこと考えてない?』
「男同士で。萌える~(*´Д`*)」
『道術は一体感だよ!』
「何!一体感やて♡」
『だ~か~ら~愛するってのは、そのままでよいってことさ。すべて肯定るわけ』
「ムリ。絶対でけへん(▼皿▼)」
『いやいや。カンタンだよ』
「どないせいちゅうねん」
『じゃあ、続きは次回』
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