【苦境から立ち上がる力~ウィロー&ターコイズ】
【苦境から立ち上がる力~ウィロー&ターコイズ】
2月20日【第32回・ゼリツィン®︎エリクサー・自主勉強会】開催しました。
今回は【7-3 ヴァイデ&トゥルキス】
(ウィロー&ターコイズ)にフォーカスして、専門書を読んでいきました。
ヤナギは世界中に300種類も生育しているそうですが、ここで取り上げたのは「セイヨウシロヤナギ」です。
葉の裏に銀色の産毛があることから「シロヤナギ」という名前になったそうです。
ウィローには大きな特徴があります。
ひとつには水辺を好むこと。
もう一つは、切られてもまたそこから根や新芽を出して「再生する」力があること。
ウィローは水との関連から「月」とも深いかかわりがあるとされ、女性性、魔法、あるいは冥界とも関連付けられました。(ヤナギの下に幽霊さんがいる・・・というイメージがありますね)
無意識の世界にはたらきかける樹と見られたようです。
そして・・・ウィローは植物として「人生」の始まりから「不利な状況」に置かれます。
種がとても小さくたっぷりの栄養をもつことなく、置かれた場所で生きていかなくてはいけないハンデがあるのです。
しかも成長したらしたで、人間がその枝を、籠や薪や日用品に利用するために、バッサリと刈ります。ウィローは切られても成長がはやいため、容赦ない扱いを受けるのです。
ここで浮かんでくるのは「人生の不遇」です。
「なんでこんな目に?」と自分の人生を嘆き呪いたくなるとき、ウィローが助っ人としてはたらきます。
「自分の人生の主役となって舵をとれ!」と。
今を受け止め、そこから立ち上がる「再生力」をウィローは引き出してくれるのです。
またヤナギはヒポクラテスの時代から樹皮を解熱、鎮痛に用いられてきたそうです。
「ヤナギの皮を煎じて飲むと痛みがとれる」と書き記されているそうです。そして19世紀、フランスの科学者によって効果をもつ「サリシン」が分離され、それが今、頭痛薬としてよく知られている「アスピリン」の元になっているそうです。
ヤナギは材としてだけではなく、わたしたちの痛みを癒すものを用意してくれていたのですね。
もうひとつのゼリツィン®︎エリクサーの重要な要素である宝石は「ターコイズ」です。古代エジプト、ギリシャ時代から宝飾品として用いられてきたそうです。
鮮やかな青い色のターコイズは、鉱床で生まれた鉱物(マラカイト等)がまたさらに、浸透水によって腐食する過程で生まれるそうです。ここでもまた、外的影響を受けて「変わらざるを得ない」ストーリーが見えてきます。
ターコイズは青い空のような色からイメージできるように、心の雲を取り祓って、ネガティヴな影響から「抜け出る」ことをサポートしてくれます。
そして、ネガティブな体験についての「新しい認識」をもたらします。自分の気づく力によって深い安らぎを獲得するのです。
☆*°・。*
【7-3ウィロー&ターコイズ】のエリクサーは、わたしも度々、出てくるエリクサーです。(昔は頻出していた)
「もうなんでやねん!」「不公平だ」「どうして私だけこんな目に?」ということがあったとき、その体験によって、自分の中に眠っていた「本来の力」のスイッチが入るように思います。
陰が陽に反転するような!どんなネガティブなことからも新しい始まりがある・・・ウィロー&ターコイズは、それが起こることを、当たり前のこととして見守ってくれるのだと思います。
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イギリスで流行したヤナギが描かれた
「ウィローパターン」は
中国の悲恋の物語がベースになっています。
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【ゼリツィン®︎エリクサー・自主勉強会】
次回は【7-4 ツィーターパッペル&ラリマー】
(アスペン&ラリマー)です。7番台ラストです🌟
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