【絶望を希望に転換する起爆剤〜ゴース&ジェット】
【絶望を希望に転換する起爆剤〜ゴース&ジェット】
【ゼリツィン®エリクサー自主勉強会】開催しました。
今回は大詰めの8番台(非晶質チーム)の3番目のエリクサー
【8-3 ステッヒギンスター&ガガート】(ゴース&ジェット)です。
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ゴースは和名では「針金雀枝(ハリエニシダ)」と呼ばれ、その繁殖力の強さから日本のみならず世界各地に侵入しています。
(世界の侵略的外来種ワースト100入りしています)
ゴースはパイオニア植物でもあり、痩せた荒れ地に侵入する力があります。
ゴースの特徴の一つはマメ科植物であることです。マメ科は他の植物とは異なり、根粒菌という土壌微生物と共生することで空気中の窒素を栄養として利用することができます。マメ科の植物が育ち、枯れ、土になり、窒素が土壌に蓄えられることで、やがては他の植物にも育つ環境がつくられるのです。
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もう一つのゴースのパワーは、干ばつや厳しい寒さの中でも(一見枯れたように見えても)硬い茎から新芽を出す再生力です。
しかもゴースは燃えやすく火事を引き起こしやすいのですが、茎からの再生だけでなく、地に落ちた種(埋土種子)は火災をきっかけに芽吹くという逞しさです。
もう一つにはゴースのもつ衝動性や動きです。
ゴースの花にミツバチが潜り込むと花粉を飛ばして蜂の腹に花粉を付けます。夏になると乾燥した種をまわりに弾き飛ばします。
マメ科の花の形もどこか動物のフォルムに似ているところから、植物であっても動物的な質を持っていることが伺い知れます。
ゴースの鮮やかな黄色い花は11月から翌年の6月頃まで咲き続けイースターの頃にピークに達するそうです。
他の植物が枯れる冬至から春にかけて花を咲かせる生命力、再生の力、
これらが、わたしたち人間の「どうせ無理だ」と絶望し、どんな可能性も試そうとしない状態に火を点けるのだと思います。
「あきらめるな、行動せよ!」と。
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ゼリツィン®エリクサーのもう一つの重要な要素でもある「ジェット(黒玉)」ですが、これは樹齢1億8,000万年前のナンヨウスギ科の木の流木が黒色に炭化して化石化したもので褐炭の一種です。四千年前から宝飾品やお守りとして利用されてきたそうです。
ジェットと言えば、英国ヴィクトリア女王が夫のアルバート公爵を喪った際にモーニングジュエリー(喪装用ジュエリー)として生涯身につけたという話が有名です。
ジェットには深い悲しみや嘆きといった感情を吹き飛ばす力があるのです。抑圧したエネルギーを開放しバランスを取るジェットは、その黒色にも見られるように、わたしたちの心の闇に解放と調和をもたらす「専門家」とも言えましょう。
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今回もエリザベト・ゼリンさんの『専門書』を皆さんと読みながら、そこから浮き上がる皆さんの経験や、思い、見方などを分かち合っていきました。
わたしたちの内にある叡智とゼリツィン®エリクサーの背後のスピリットが響き合い、ゴースとジェットの世界がさらに拡がった感じがしています。
ゴースは荒れ地に群生するところ、根粒菌の助けを借りるところから「共生」がテーマになる植物です。
わたしたちがなんとなく抱えている絶望や諦めの気分を集合無意識の領域(ジェットの黒・闇)から突き動かし、ゴースの黄色い花に見られるように「光」「希望」をもたらす力が「ゴース&ジェット」のエリクサーにあるように思いました。
いま、わたしたちに必要なエリクサーではないか!という意見を共有しました。(お空からゴース&ジェットのエリクサーを地球に撒きたいなぁ〜なんてイメージも)
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【ゼリツィン®エリクサー自主勉強会】次回は4月30日(火)です。
次回は「クレマチス&モルダバイト」を見ていきます。
わたしは、スターピープル御用達のエリクサーかな?
なんてイメージを持っていますが、さて、どうでしょうか?
詳細は以下のリンクをご覧ください。