「嫌われたくない」と「いいものを作りたい」は一緒にしない
おはようございます。
今働かせてもらっているお仕事は4ヶ月に1回、4,000人規模の大きなイベントを開催しています。
なので1ヶ月前頃からドタバタ。。
毎回新しい企画に挑戦して、色々な方にご協力いただいて、何人もの方が関わるイベントなのですが、すごくすごく気を遣う。
私は出店者さんやデザイナーさんとやりとりをさせていただくことがよくあります。
みなさんご自分のされたいことがはっきりとされていて、
『これやってみたいです!!』ってご提案をいただく。
その時は『いいですね!』と私も思い、社長に提案
→社長『いや……微妙ちゃう?』
ええ……そんなあ……
出店者さんに何とお伝えしたらいいのだろうか、
あんなにやる気になっていたのに。
という感じで毎度板挟みになってしまうのだ。
私の中では出店者さんの思いを大切にしてあげたい、
一方で社長がおっしゃることもお客さん目線でいうと的確なご意見だ。
そこで気づいた。
おっと、"私"はどう思うのか?
私がお客さんだったらどっちが楽しいかな?
いつも社長に判断を委ねていたけれど、
それが全て正しい訳ではない。
私だって一お客さんとして貴重な意見となる。
だけれど、まったく意見が出てこなかった。
それはきっと、みんなに嫌われたくないから。
自信がないから。
出店者さんやデザイナーさんの思いを大切にしたいし、
嫌な気持ちにさせたくない。期待に応えたい。
というサービス精神が出てしまうのだ。
そこで新たな見方を教えてもらった。
「いいものを作りたい」という気持ち。
それはみんなの中心にあり、共通している。
私は「いいものを作りたい」からここを変えたらもっといいものになると思う!という伝え方であればうまくいくのでは?!と。
そうか、「嫌われたくない」という自分の欲求が邪魔をすることで、
みんなのいいものを作る機会を奪っているのかも。
特にお仕事において、いいものを作る人を嫌いになったりしない。
嫌われたところで生活には支障はないじゃないか。
だから私は心を鬼にして、「いいものを作る!」という一心で目の前の企画に取り組むことにした。
フラットな気持ちで相手と向き合う。
良いも悪いもなく、みんなにとってベストな方法をすり合わせていくことが醍醐味なのだ。
私たちの一番の目的は何か。
何のために今のお仕事をしているのか。
誰を喜ばせたいのか。
それだけを考えていたらシンプルだ。
少しずつ自分の軸、直感を信じて行動してみよう。
よくがんばった、私。
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