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Mリーグ2020 10戦を終えたパイレーツ

10月20日の試合をもって各チームが10戦ずつ打ち終えました。明日もまたパイレーツは試合です。そこで今日は第9節の所感と第11節以降に向けてnoteを書きなぐりたいと思います。このnoteの読者はパイレーツサポーターの方が多いと思われるので、敢えてパイレーツに偏った内容にします!

第9節第1試合(登板:船長)

2連勝中のずんたん、スケジュールの都合上久々の登場となったタッキー、いまいち波に乗り切れないもってぃとの対戦。

船長は起家。いきなりずんたんが満貫ツモをアガり、パイレーツは親被りしてしまいますが、続く東2局が良かったですね。路上感想戦で剛さんは「最初の跳満は誰でもできるやつで」と評していましたが、パイレーツサポーターは一気にテンションあがりました。立直して4m一発ツモで、ウラウラのっちゃうんだもんなぁ。親被りしたあとにずるごー炸裂!

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ただ、ずんたんも負けじとアガリをものにし、そしてさらにタッキーとの直接対決を制したもってぃが大爆発で一気にトップ目に立ちました。

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南2局のもってぃの親番が流局して迎えたこの場面。僕はこの試合を約3時間遅れで結果を一切知らない状態で追っかけ視聴していましたが、正直、10000点を少し割るくらいの3着になってもおかしくない状況であることを覚悟していました。

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ただ、3番目に立直をかけた船長がアガリをものにし、立直ツモ三暗刻西ドラで、この日二度めの3000・6000!  東2局からジリ貧になってきていましたが、この跳満で2着めに浮上。そのまま2着でフィニッシュとなりました。

無放銃できっちり2着。船長流石すぎます! そしてポイント以上にずんたんを3着に沈めたことが大きかったです。あの試合で3連勝を達成するとさらにチームの勢いが増しそうなところだったので、それを止められたのはパイレーツにとってはプラス。ただMVPはやっぱりもってぃだね。もう少しで箱下になりそうな状況から本当によく盛り返した!  もってぃの熱いハートに乾杯!

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第9節第2試合(登板:ばっしー)

第9節の当日の深夜0時半過ぎかな。第1試合を追っかけで視聴して、第2試合の組み合わせまではTwitterのTLを見ずに視聴していたのですが、久しぶりに来ましたね。ばっしーとソノケンの同期対決! タッキーも翔ちゃんもいて、けっこうおもしろい組み合わせ! ばっしーもソノケンも昨シーズンはレギュラーシーズンの終盤調子がよくなかったら、同期対決それほど実現しなかったんですよね。 ばっしーとソノケンが同卓でしかも座席の関係も加担し空中戦やブラフが発動しやすい要素は割とそろっていました。しかしあそこまでの展開になるとはね。ブラフ返しにブラフ重ねまであったもんな。


まずは2局続けて、ソノケンがアガり、自身の前2局とは異なり先行でいいスタートをきることができた。東1局2本場はばっしーがツモあがった。

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見方によっては、無事ツモあがりできて、よかったという嬉しさの表情を隠しきれていないようにも見えなくもないばっしー。この後東2局1本場に例のヤツは飛び出した。

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これは久しぶりに黒いキングが発動しました。この一時点を切り取った時における是非を語る気はさらさらありません。

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ただ少なくとも同卓していたタッキーと解説席にいたうっちーには深く突き刺さったのは明らかです。(それにしてもタッキー本当にいい表情してますわ)

そして次の局では今度はタッキーが自身の持たれているイメージを逆手にとって白のみの安手で仕掛けた。

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ドラ切りで聴牌をとるかオリるかを悩んでいるばっしーと平静を装うタッキーの図。先ほどの局の対比もあり、なかなかおもしろかったですね。結果はタッキーのツモあがり。

そして南1局にはペン3mで早々とチーを入れたばっしーに対し、ソノケンのこの手牌。

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出たー! と思わず声に出したくなるような牌姿。しかし、このソノケンの魔法にかかってしまったのは翔ちゃん。

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勝負手だったのをおろされたうえに、タッキーからも立直が。5sをもってきていくべきかオリるべきか悩む翔ちゃん。見返してみて思うけど、もうこの時点で翔ちゃんだいぶメンタル削られてるね。調子がいい時の翔ちゃんの悩む時の表情じゃない。これは点棒の動き以上にブラフが飛び交ってて翔ちゃんに負荷がかかっていることを示していました。ばっしーの赤5もすごかったけど、翔ちゃんにはタッキーの300-500も効いてたのかなぁ。そして後でこの南1局のソノケンを手牌を見返したときにいろいろ思うことはありそう。ただ、ABEMASはもってぃがトップを逆転で勝ち取りプラスに転じたし、ひなたんも好調。なんなら大将の多井さんだっている。この日のラスで個人のポイントのマイナスが3ケタに膨らんだが、チームがプラスなのは救いだ。たまに選択が冴えすぎて憎いなと思う時もあるけど、あんまり暗い表情のままの翔ちゃんを見ているのも辛いんだよな。もしかしたら復活はすぐではないかもしれないけど、ぜひ冴えた翔ちゃんをまた見せてくれ!


最終的な結果はタッキーが1戦目の自身のラスを帳消しにするトップ! 2位とはかなりの差がつく結果となりましたが、この差がつく結果の引き金を引いた最初の出来事は何なのか。それは実際のところはわかりません。

ソノケンとばっしーの仕掛けにより翔ちゃんの手が曲がってしまい、ハイテイで赤5pが打ち出された場面なのか。

本人の意図ではなかったけれど、最終的に倍満ツモのキーとなる6sがポンできた場面なのか。それともそもそもばっしーの赤5p切りリーチを見せつけられた場面なのか。

そしてTwitter上のTLでばっしーの赤5p切り立直に関するいろいろな意見が流れているのを見ると、僕はいろいろなたらればを考えてしまうんです。あの状況、自身がツモあがりで加点して2着目で迎えた場面で比較的ああいう打牌もしやすい状況だったけど、得点状況が南2局の親番の時のような微妙な点棒状況だったらどうしていたか、そしてさらにはこの日の先発の船長が三暗刻をアガれずにあのまま3着で終わっていたらどうしていたか。 そんなことはおそらく明らかにされることは無いでしょう。 

この日の試合結果は無放銃でラス回避だったので明らかにまずかったというわけではなく、でも連対もできていないので明らかに良かったというわけではありません。ただ、言えることは、このばっしーの麻雀のセンスが時によってパイレーツ号の大きな武器になるということ。そしてどれだけTL上で打牌が批判されようがばっしーにとっては全くメンタルが揺れる出来事ではないということかな。それがばっしーのいいところでもあり裏を返せば悪いところでもある。

第11節以降に向けて

KONAMIが連続トップを勝ち取り、最下位を脱出した状況。パイレーツは最下位なんですけど、そんなに空気がおいしくない感じがしないんですよね。現に放銃率の低さも、流局時聴牌率の高さも、副露率の高さ(元記事の幹事が違ってたねw)も、リーチ率の高さも8チーム中トップ。リーチ成功率の低さも8チーム中トップだけど、リーチ成功率が低いのも別に今年に限ったことじゃないしね。 ラスを4回引いてはいるものの、どのラスも箱下になったりとか3着と大きく差を付けられてのダンラスじゃないっていうのもあるかもしれない。あとはぴんちゃんが今年は十分闘えるコンディションなのが大きいよね。それを思うと第7節で2着を取れたぴんちゃんの試合は大きかったと思う。


さて、最後に第11節について。各チームの予想がいろいろ悩みますよね。考えようによっては、パイレーツ視点では「亜樹さん×誠一さん以外×高宮さん」の女流卓になるかもしれないし、「勝又先生×誠一さん×藤崎さん」の重厚卓になるかもしれないし、その複合系かもしれないし、ここに掲げていない人かもしれない。女流卓になると見込むのであればもうアキナさんを投入ですよね。日吉さんが実況でも北家スタートだったとしてもね(そもそももってぃが今シーズン3回とも南家で三度目の正直でトップ取ったしね)。

ちなみに第11節、アキナさんとあさぴんの組み合わせだった場合は、ある種の様式美なわけです。4人の選手から2人の選手を重複無しで選ぶ組み合わせはすべてで6通り。その6通りを6節で1回ずつ出すことになるわけです。(初戦から順に、ばっしー×アキナさん、あさぴん×船長、アキナさん×船長、ばっしー×あさぴん、船長×ばっしー、そして第11節)

ただ、少しここは踏ん張りどころとみるのであれば「あさぴん→船長」くらいの采配はあるかもしれません。果たして実際の采配はどうなるのか。

第11節もMリーグが楽しみだ!

相変わらずまとまりのない文章になりましたが、きょうのnoteはここまでっ! 頑張れU-NEXTパイレーツ!

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