Mリーグ2020 第37節&第38節は?
みなさんこんにちは。去る12月6日には麻雀最強戦2020 ザ・リベンジが開催され、予選B卓から勝ち上がった多井さんが優勝を果たしました。多井さん優勝おめでとうございます。
この「麻雀最強戦2020 ザ・リベンジ」、予選A卓では東家から順に堀さん、たろさん、翔ちゃん、あさぴんが対決するという「もう一つのMリーグ卓」の状況であったこともあり、非常に注目度も高かったわけですが、全体的には大きな番狂わせも特になく順当な結果になったのかなぁという感想です。
パイレーツからはあさぴんが出場となりましたが残念ながら予選で敗退。もし仮に優勝者がA卓から出るとその選手の所属するチームの勢いが増して今後のMリーグの闘いに影響が出る可能性がありましたが、優勝者はB卓から出たので、Mリーガーの多井さんが優勝とはなりましたが、今後のMリーグの闘いに向けての風の変化はほとんどないと思われます。
さて12月7日からはまた第37節と第38節が開催されます。
今回もいつものように順位表を見ながら予想試合出場選手や展望などを書き連ねていきます。
第37節:ドリブンズ×風林火山×サクラナイツ×雷電
前節ポイントを加算できたプラス圏のドリブンズ&風林火山と、前節ポイントを減らしてしまったマイナス圏のサクラナイツ&雷電の対戦カード。解説は土田さんの予定です。
ドリブンズは前節、村上さんがついに今期初ラスを引き、4連続ラスを引いてしまいましたが、第2試合にソノケンさんが大熱戦を制し、トップを獲得することができました。今季序盤の快進撃を第1章、ここ最近の展開の悪さを第2章とすると、今週から第3章のドリブンズストーリーが始まるというのがおそらく適切でしょう。 ポイントを持ちすぎていることもなく減らしすぎていることもなくちょうどいい緊張感で今回は臨むことができそうです。今回はおそらく丸山さんは控えに入ると思われるので、登板はたろけんのコンビの可能性が本線といったところでしょうか。
風林火山は前節、タッキーが女性3選手との試合でトップを獲得、続く2試合目では亜樹さんが魔王の嵐が吹き荒れる中、しっかりと2着を確保することができました。ここのところはタッキーの起用が目立つ風林火山ですが、12月6日をもって41歳の誕生日をタッキーが迎えた(41歳には見えない!)ので、先日の亜樹さんのケースと同様にバースデートップを目標に第37節でもタッキーの登板がある可能性が十分にありそうです。最近、勝又先生の登板間隔が少し空いていますが、勝又先生の登板はあるのでしょうか。
サクラナイツは前節、岡田さんが2着で善戦したものの沢崎さんがハコラスをひいてしまい、暫定最下位で第37節を迎えることとなりました。もともと沢崎さんはMリーグに出場する以前から好調不調の時の差が激しい選手だと個人的には思っていて、今期もそれほど疑問符がつくような打牌をしている印象は無いのですが、不調の時の波を今期は引いてしまっている状況です。登板の順番で行くとそろそろうっちーのターンが回ってきそうと思いましたが当日は十段位決定戦があるため、堀さんが軸になりそうです。堀さんの連闘で行くのか。それとも岡田さんや沢崎さんをまぜるのか。
雷電は前節、黒沢さん、瀬戸熊さんともに3着の結果となりました。黒沢さんはどちらかというと致し方ない3着だったのでそれほど問題は無いかと思いますが、瀬戸熊さんは(結果論ではありますが)147sが押し切れずにトップを取り逃がした格好になってしまったので、第37節でリセットして得意の「週の前半ダッシュ」をかけていきたいところです。対戦相手としては現在絶好調のABEMASとKONAMIがいないので、ポイント状況に余裕があるとはあまり言えない状況ですが、悲願のハギー初トップを祈って萩原さんの起用もあるかもしれません。
第38節:ABEMAS×KONAMI×フェニックス×パイレーツ
現在好調のABEMASとKONAMIに、現在不調のフェニックス、その中腹にいるパイレーツの対戦カード。フェニックスとパイレーツは早くも年内最終対戦になります。解説は勝又先生の予定です。
ABEMASは前節、多井さんがラスを引いたものの、先週は他の試合が1着2着2着であったため非常に順調。敢えて変わったことをする必要もないと思うので第38節は翔ちゃんともってぃを軸にした采配になると予想します。
KONAMIは前節、高宮さんがラスを引いたものの、寿人さんがやりたい放題の麻雀を打つことができ、「トップラスはトップ」を実現することができました。10月9日に沢崎さんがうちたてていた今期半荘最高得点も更新し、今ノリにノッているチームということができます。第38節は前原さん&藤崎さんが軸になる采配になると思われます。
フェニックスは前節、ゆーみんさんが炎の連闘となりましたが、展開に恵まれず3着3着。直近9戦が和久津さん3連闘、誠一さん3連闘、ゆーみんさん3連闘となっているので、3連闘するかは不透明すぎますがそろそろ茅森さんのターンがきてもよさそうな状況です。ゆーみんさんが3連闘しているのでゆーみんさんの登板の可能性は少し低め。ただ、和久津さんや誠一さんが登板するかどうかも未知数。に踏ん張りどころとみて敢えての誠一さん連闘もあるかもしれません。はたして高畑監督はどのような采配をするのでしょうか。
パイレーツは前節、ついにあさぴんがトップを獲得し、ばっしーもそれほど展開に恵まれているとは言えない状況でしたが、大熱戦の中で2着を勝ち取ることができました。 現在は-56.2pの暫定5位。あと1トップでプラス圏に手が届きそうな位置まで回復してきましたが、周辺のポイントの状況的には、プラス圏を焦って取りに行くような状況でもないので、比較的穏やかな采配になると思われます。フェニックスが誠一さんを出すかどうかというところにもよるのですが、一番穏やかな采配は先発アッキーナだと思われます。トップを意識し過ぎずに麻雀に集中しやすいチーム状況だと思われるので個人的にはアッキーナの起用を推します。 ただ、あさぴんがコンディション的に「いける」状況であればローテーションの組換えも兼ねて先発あさぴんもいいと思います(誠一さんの先発が濃厚と予想するのであれば積極的に採用すべきと思います)。 キングは前節、大熱戦の試合を闘ったのでたぶん先発は回避すると思われますが、第2試合くらいなら出場があってもよさそうです。少し可能性が下がる話にはなりますが、もし仮に先発として木下監督が船長をコールした場合には、「サプライズ采配」と言えそうです。そしてその場合は多くのサポーターが待ちに待っていたプラス圏への突入への期待に胸を膨らませることなりそうです。
第37節、第38節はどのような結果が待っているのでしょうか。