登山にハマった原点を考える。②通学編
登山にハマった原点はきっとこの4つ。
①小・中・高、クラスで一番、通学に時間がかかっていた
②初恋の人はターザン♡裏山で秘密基地をつくっていた
③大学生時代バックパッカーだった
④父親の影響
今日は①を考察したい。
わたしの実家は山の斜面を切り開いたような団地の、上の方に位置している。
JRの駅までは車で5分ほどの距離だけど、自転車だと行き5〜10分、帰りは20分。帰宅するときにはひたすら登りだから倍の時間がかかる。
小学校
小学一年生の時、でっかいランドセルを背負って、団地の最後の上り坂をみたときに、果てしなく長く感じて絶望した。
6年間、片道およそ3キロの道のりを往復した。
早く帰りたい気持ちが強いもんだから、登下校で走ることもあった。思えば、持久走大会では、ここの団地の子どもたちがいつも上位にランクインしていた。
中学校
中学校にあがると、通学距離は倍に延びて、徒歩から自転車通学になった。当時バスケ部に所属していて、朝は朝練のために爆走し、帰りはお腹が減りすぎて爆走した。当然坂なので、行きは早いけど帰りは倍の時間と倍の体力を使う。
3年間で団地の坂をママチャリからおりず、立ち漕ぎであがりきれるように成長した。
高校
高校はかなり遠く、電車と自転車と路面電車を駆使して片道1時間半かかった。
登校するだけでお腹が減った。
路面電車は路面電車専用の信号に加えて、車用の信号、そして各電停で停まるもんだから、時間がかかる。中学3年間で培った脚力で駅から学校まで自転車で爆走した。そしてねぼすけさんだったわたしは、毎日遅刻回避のために駅構内の階段を一段飛ばしで駆け上がっていた。
遅刻しないために、早く帰るために、必死だっただけだけど、通学だけで確実に基礎体力がついた。
足を動かしたらどこへでも行けるという自信もついた。
通学ってあなどれないな。