2017年を振り返ってみる(お仕事まとめ)
振り返りモードに入りきれないまま、もうすぐ年が変わってしまうので、なし崩し的に駆け足で2017年を振り返ってみようと思います。
・今年は何をした?
移り気な私なもので、相変わらずなかなか専門を絞りきれないままではいたのですが、なんとなく「やっぱりインタビューが得意だよね」というのは、自分としても周りからの見え方としても、明確になってきたなと思います。
◇Yahooニュース特集
原点は“危機感”――チームラボ・猪子寿之が描く「デジタル×アート」の世界
プレスラボ・あこ(鈴木梢)さんから最高のお膳立てをもらって、あとはもう全力を尽くすだけ、という形で第一線で活躍するさまざまな方とお話することができました。当たり前だけど、どんなに著名な方でもやっぱり同じ時代を生きているんだよなという実感があって。もっとその人固有の言葉を引き出していけたらいいな、と思っています。(あと、毎回撮影担当してる伊藤圭さんの写真が本当に最高すぎて、アタリデータ見ては「いいわーいいわー」ってにんまりしてる。)
◇"未来を変える"プロジェクト by DODA
Googleの「最高の上司」がチームの生産性を高めるためにしていること
エゴを出せーー「優等生」の日本人にライゾマティクスが伝えたいこと
ホームレスサッカー日本代表に学ぶ、メンバーの違いを活かすチーム作りの仕掛け
パーソルキャリア・三石さんと取材先に出向き、オランダ在住の担当編集Livit岡さんとSkypeをつないで同行取材、という、「2017年だからこそできる手法」で、新しい働き方、生き方にアプローチできているのが、本当に楽しくて、毎回新たな発見があります。今、ロールモデルが居ない時代に生きる者として、よりよく生きるヒントをもっと見つけていきたいです。
ちなみにこの記事(「好きで長時間働くのがなぜ悪い!」という人に産業医から伝えたいこと)はバズりにバズって2017年の「はてなブックマーク年間ランキング」の26位にランクインしたのでした。大室先生の語彙力がコピーライター顔負けでほんと感服しまくりました……。
◇WORK MILL
「どんな人にもチャンスはある」SNS時代の働き方ー日本マイクロソフト西脇資哲氏
「誰しもクリエイティビティを持っている」―「クリエイティブ・リーダーシップ」で引き出される組織変革とポテンシャル
100BANCHが目指す「世界文化の進展」―パナソニックが体現する創業者精神
こちらも生き方、働き方くくりで。大企業の閉塞感を突破する一つの方法として、オープン・イノベーションが盛んに叫ばれるなか、どれだけ意義のあるものになるかは、結局そこにいる人の「当事者意識」と「巻き込み力」なのかなーと。制作担当されているロフトワークのみなさん自身もとても面白い働き方・生き方をされている方ばかりで、いつも楽しく仕事させてもらっています。
◇地方取材もした!
地方発・世界を巻き込むイノベーションをー「いきいきと働ける共創の場」が社員の働き方を変える(福井)
32年ぶりの社長交代は菊正宗酒造に何をもたらすのか? 嘉納治郎右衞門新社長が語る、新しいキクマサのあり方(兵庫)
地域に息づく農産物を全国へ、『Jiyona』プロジェクトの挑戦(鹿児島)
2018年も仕事でいろんなところに行きたいな。
◇編集も(ちょっとだけ)しました
連載は終わってしまったけど、指圧師兼ライター斎藤充博さんのアイデアが毎回冴え渡っていてシビれました。バズるライターさんはほんと企画力が違うなと思った(けど編集担当としてこの連載はバズらせることができなかった…無念…)
リクナビNEXTジャーナル
多忙な日々だからこそ続けたい! がんばらない「弁当生活」のススメ
成果が上がる! スポーツドクターに聞くたったひとつの「心の整え方」
執筆だけだと圧倒的に「受け身」に回ってしまうことが多いのですが、編集として現場に入ると、見え方もまた違って、毎回めちゃくちゃ勉強になります。編集仕事は2018年に向けて、もうちょっと増やしていけたらな……。
◇そういやこんなこともあった
このツイートきっかけに、関係者の方に声かけてもらって、MONDO GROSSOの公式ライブレポを書かせてもらった。遊びが仕事になって至福。
まさかの満島ひかり降臨!苗場が祝祭空間と化したMONDO GROSSOの『フジロック』ライブを詳細レポ
◇2018年はこんなことしたい
上記の「受け身」問題に関連するけど、やはりもっと自分主導・自分発信の仕事を増やしていきたいな、と思っています。BUSINESS INSIDER JAPAN編集長の浜田さんの記事でも言及されていたように「Will(意志)」がハッキリしないと、周りも関わりようがないんだよな……と今さら、ボディブローのように響いて。もっと外へ出ていきたいなと思います。
あ、あとこの春には編集協力した書籍が出るはずです! 2012年に単著(鹿児島カフェ散歩)を出して以来、一部編集協力という形では2冊ほどお手伝いしましたが、まるっと一冊としてはひさびさ、しかもビジネス書カテゴリということで編集さんには多大なるご迷惑をかけてしまいました……ひとまず初稿を出したので、あとは修正がんばりたいです!
◇ということで
2018年もよろしくお願いします! 駆け込みで、良いお年を!
読んでくださってありがとうございます。何か心に留まれば幸いです。