私の最初の留学 留学より彼を選んだ私
私が一番最初に留学したのは短大卒業後
ボストンにある大学への編入が決まっていた。
短大在学中、留学斡旋という30万円くらいする斡旋業者に代行を頼んでいた私。
手続きやらなにやら全てをお任せするっていうなんとも無知は怖いと今になって思うこと。あれくらいのこと自分で全てできたはず。。。それに30万かけてたなんてただのアホでした。
あの当時私には当初大好きで大好きでたまらない彼がいた。
若いって本当にまっすぐだなと今は思うけど、真剣に彼との結婚を夢見てました笑笑
その当時の私はというと、東京の代々木上原で彼と同棲しながら、
バイトもしないで親からの仕送りだけで毎日楽しく暮らして、
好きなものを買って、悠々自適の大学生活を満喫。
卒業後の進路を考えた時、就職するのもなーって考えた私は
ただ単にアメリカ好き!留学したい!って深く考えず
他の友達たちが就職活動したりしてる中、のほほんって、
面倒な手続きなんかは全て斡旋業者に任せて留学をすることに><
アメリカの大学の新学期が始まる前に普通の語学学校に通うことにした私。
7月ボストンへ渡米。その年のボストンは珍しく猛暑で暑くて死にそうだった。
ボストンに着いて、とにかく彼に会えない寂しさから
毎日毎日泣いて国際電話。多分一ヶ月で10万円は使ったであろう。
そんな私に両親もあきれて、そんなに嫌だったら帰ってきたらいい
って言われた言葉に、馬鹿な私は本気になって帰国を決意。
きっと両親は本当は頑張って乗り越えてほしかったはず。
それなのに馬鹿な私は自分の夢と彼を天秤にかけて、
彼を選んだ。
親になった今、どれだけのお金を使って、両親がどんな思いで娘をアメリカへ行かせたのか今になってすごく思う。自分が果たして両親がしてくれたように自分の子供達に同じことをしてあげられるのか。
子供のやりたいを、何も言わずに応援してあげられるのか。親になって思うこと。きっと無理だ。
そして、彼のために留学を諦めた。
そんな想いが募りに募って、彼ともうまくいかずに別れることに。
私はいったい何がしたかったんだろう。。。
しばらく自分の人生に途方にくれる日々が続きました。
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