ゲーム実況の始め方 (全体的な流れ2/3)

お疲れ様です!

今日はゲーム実況を始めてみたいけど何から始めてみたら良いか分からないという方に向けて記事を書こうと思います。

現在、僕は「さちおの部屋」

https://www.youtube.com/channel/UCaVhAjzqN14M135tYrQJ7Gg 

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という名前でゲーム実況をしています。見ての通り全然大きなチャンネルではないのですが、ゲーム実況のリアルを知ってもらうためにもブログ記事を書いてます。


前回の記事はこちらにあります。今回は第2回となります。

目次

1.必要な機材を揃えよう (前記事)

2.ゲーム実況を始めるためのステップ (本記事はここ)

3.再生数を伸ばすための選択肢 (非推奨)

2.ゲーム実況を始めるためのステップ

まずは全体像としてゲーム実況を始めるための具体的なステップをご紹介します。

①企画構想

②機材購入・チャンネル/SNSの登録といった準備 (省略)

③収録

④編集

⑤拡散

⑥視聴分析

①企画構想 :簡単に言うとチャンネルのコンセプト設計

企画構想を飛ばして、収録してしまうと「自分ってどんなキャラだっけ?」とか「なんのためにゲーム実況をやっているんだっけ?」と陥りがちです。

特にゲーム実況の現実は厳しく、悪評価がつくならまだしも「マジで誰にも見られない」という現実の中で作品を作り続けていく期間が大なり小なり発生します。その間、自分の信念を持つことが精神衛生上も大事だと思います。

①-1.目的とゴールの確認 

まず、めんどくさい質問をさせてください。

そもそも配信活動をする上で、あなたの目的とゴールはなんですか?

この問いに答えることができなければ誰からも応援されませんし、輝かしい結果を残すことは難しいでしょう。

なぜなら、すでにYoutube上では数十万人、数百万人以上の有名配信者がいる中で視聴者はわざわざ見に来てくれないからです。また、ある程度有名になるために継続しなければいけないのはアフィリエイトブログとウェブ系副業では定石だからです。(ここは筆者も検証中)

目的・ゴールといった就活やビジネス上でよく出てくるこれらの言葉。その整理は簡単なようで意外に難しいですので少し時間をかけてもよいでしょう。

といっても、目的とゴールは人それぞれで良いでしょう。大きく分けて金銭的報酬・非金銭的報酬の二つに分けられるでしょう。

<金銭的報酬>

・ヒカキンさんのようにタワーマンションに住みたい

・いっぱいお金を稼いで親孝行したい

<非金銭的報酬>

・振られた彼氏・彼女を見返してやりたい

・有名になって、有名配信者とコラボしたい

・この面白いゲーム体験を一緒に共有したい

どんな理由でもいいですし、高尚な理由は必要ないんだなと有名配信者をみていると思います。精神的な成熟度は後からいくらでもついてくるはずです。どんなに下世話でも自分なりにやり抜く理由ならば問題ないです。

ちなみに僕は、こんな理由です。

・仕事ではできない自己裁量に基づくクリエティブな活動がしたかったから

・ある程度の企業に勤めているので会社員としてのブランドはあるが、アフターコロナの観点から「自分で自分のブランドを作る力」を養いたい(そのために醜い失敗もしてみたい)

・有名配信者の決め台詞を真似してみたい。ちやほやされたい ←おいw本音のお漏らしが過ぎるw

心が折れた時のよりどころなので友達とスタバで、カフェラテでも飲みながらしっかり話していきましょう。

①-2.自己分析・ターゲット分析

【自己分析】

 次は、自分が持っている強みを分析し、誰にアプローチしていくのかを考えましょう。ちなみに僕の場合は自己分析はまだよかったのですが、ターゲット分析は完全にミスりました笑

 自己分析:自分は何者なのか、この沢山いる配信者の中で何で勝てるか?

 辛い現実ですが、こちらを冷静に見極めないとかなりしんどいです。なぜなら落ち着いてるキャラなのに、配信上はハイテンションを続けていくと「心のギャップ」に悩まされてしまうからです。これだと配信を続けていくこと自体が出来ません。

さて、あなたの強みってなんでしょう? 僕の場合は、サラリーマンとしてある程度仕事をしてきたので、しっかりPDCAを回せること、分析業務がそこそこ得意なのでゲーム業界・esportsにも適用することができること

つまりは、視聴者に「遊びだけではなく、勉強にもなる」実況者を目指しています。といっても、Noteやツイッターでお堅い情報を発信するだけでコンテンツは普通です。この辺はまだまだ改善の余地があるかなと思っています。

この理由を目指したのは単純に話術や顔では勝てなかったからです。特に男性は「プレイが上手い」が前提になるのに、それがないので僕はこの路線でいきたいと思っています。

一般的に言われる強みのラインナップはこんな感じです。自分にどんな強味があるか今一度点検してみましょう(不快感を覚えたら申し訳ありませんが、配信活動をやってみての現実です)

・顔の造形 :当然のことですが、可愛い/カッコいいは有利。Vtuberやアイコンといった顔出ししない場合は、絵のカッコよさになります。そのため、絵のクオリティはとことん追求しても良いです。外見が9割

・性別: チャンネル登録者数の拡大スケールで言えば、0→1は圧倒的に女性が有利。500人くらいまでなら男の労力の半分くらい(体感)だと思います。1→100は男性有利。ゲームファンは圧倒的に男性が多いので彼らのウケはかならず追う必要があります。

・ゲームプレイのうまさ: APEXで言えば、プレデター(世界上位750位)にいること、最低でもダイヤ(上位3%)など、かなりのうまさが求められます。わざわざ他人のプレイを見るのですからゲームプレイの上手さは当然求められます

・話術:ゲームプレイがうまくなくても、有名人のモノマネができるとか話してておもろいとか、声がめちゃくちゃに良いとか強味があるなら一勝負できるでしょう

拡散力のある人か資産がある:別のツイッターアカウントで10万人フォロワーがいるとか、めっちゃくちゃあなたのファンとなる友人がすでに100人以上いるといった拡散力を担保できる人が必要です

これらの何個が組み合わすことができれば最強ですが、最初から持っている人は多くないと思いますので少しずつ成長させるのが現実的かなと思います。

特に男性がユーザーになりやすいジャンル(ゲームとか)は、女性は立ち上がりは有利だなと思います。飽和状態であるため突き抜けるのは当然簡単なことではありませんが、ちゃんとした活動をしていれば「最初から誰にも見られない」という期間は本当に短いと思います。

【ターゲット分析】

それでは、次はターゲット分析です。

自分の強みを理解した上で、「誰に見てもらいたいか?」を考えることが大事です。

ターゲット分析をする上で一般的には、「年齢」、「性別」、「地域」、「趣向」といった観点をもとに整理するのが良いでしょう。ただあくまで机上ですので実際運用してみるとリーチしているターゲットが違うといったことも発生します。

ちなみにぼくはここでターゲット分析を間違えました笑

そもそものコンセプトが「自分と同じような生活スタイルを送る20~30代が、昼飯や移動時の暇つぶしで見てもらいたい」と設定していました。

そのため、必然的にこんな感じで思っていました。

・年齢:25~40歳

・性別: 男性7割、女性3割

ですが、視聴者分析をするとほぼ半分以上が「18歳~24歳」というかなり若い子に見てもらっていることが分かりました。これはかなり誤算です。そもそもゲームプレイ実況を見る世代の理解が足りていなかったのです。

といっても、仕事ではないのでざっくりとした分析で良いと思います。

①-3.自分のキャラ作り・ゲーム選定

ターゲット分析後は、自分の強みを見せながら「どんなキャラでいくか?」、「どんなゲームをプレイしていくべきか?」について考えてみましょう。

キャラ設定は自分から無理のない範囲で十分だと思います。

ただ、1か月程チャンネルを回してみて思うのは「自分としてはテンションが高すぎる」ぐらいの方が画面映えします

最初は、有名配信者を見て「なんでこんなハイテンションやねんw」と思っていたのですが、喜怒哀楽のふり幅を出した方がキャラクター性は出ると思います。(会社員が長すぎて、あまり喜怒哀楽を出さないように訓練していたのでここはアンラーニングする箇所かなと思います)

どんなゲームを選ぶべきかは以下のようなポイントを押さえたら十分でしょう

メジャーなタイトル: みんながやっていることもあり、すでに競争が激しいものの、他に見てくれます。最初の10本くらいはご自身のトレーニングという意味合いも強いので参考になる動画もたくさんあり勉強にもなります。

自分が好きなジャンル:RPG、FPS、ホラーとゲームの種類は様々です。残念ながらどのジャンルが伸びやすいかは僕にはわかりません。ですので、「続けられるくらい好きなジャンル」を選ぶことをオススメします。それこそ最初のうちは誰も見てくれないため、「誰も見ていなくても続けてやる」ぐらいの気持ちでやれるゲームがいいと思います

②機材購入・チャンネル/SNSの登録といった準備 (省略)

 おすすめの機材は別記事で書いていますし、チャンネル/SNS登録は省略します

③収録

それではいよいよ収録です。

収録自体は簡単です。ゲームキャプチャーの動画ボタンを押せばすぐできます。簡単な流れを確認していきましょう

③-1.大雑把な収録の流れを掴もう

1.録画テストチェック

 10-15秒程度、適当にしゃべりながら冒頭部分をプレイしてすぐ録画ボタンを止めます。これは、自分のプレイがきちんと録画されているかを確認するためです。自分一人でやるため、誰も録画できていないよとは注意してくれません。自分自身でセルフチェックすることが大事です。

RPGだと1時間くらい収録するので、収録し忘れたことが分かった時は最悪ですね。僕は当然、一回やらかしています★

この下のやつです…笑 冒頭時にボス戦を取り忘れるという大ミスをおかしました笑


2.ゲームプレイ

ゲームプレイは好きに自分の心の赴くままにやりましょう。ここまでガチガチでやってしまうと好きで始めたゲーム実況が嫌いになってしまいます。そういったことにならないようにゲームプレイは楽しくプレイしましょう

オープニングトーク・エンディングトークは自分らしさが出せるようにしてみたいですね。

ブンブンハローYoutube!(ヒカキン)、〇〇ってやつ、だいたい〇〇(ラファエル)、みんな息してる?(てんちむ)などなど、有名配信者はだいたい決まった挨拶がありますよね。

無くてもいいのですが、僕はこれがやりたくて始めたというのもあって楽しくやっています。「はい、どうもみなさんこんにちは!さちおです。」ぐらいですが、実際やってみるとテンション上がりますね。

最近の動画では、「みんな元気してた?」にしようかなと思っています。みんなに語りかけるっていいかなと思っています。ただテンションだけ難しい笑

エンディングトークもそれぞれあると思いますので「それでは次回の動画でおあいしましょう、ばいばい!」ぐらいです。

④編集

④-1.大雑把な編集の流れ

さて、プレイ動画を収録し終わったら、いよいよ編集です。編集なんてめんどくさい?それは良くないです!確かに一番時間効率が良いのはプレイした動画をカットせずにアップすることです。これが最強の時短になります。

ただ、これが許されるのは「超有名配信者が新作ゲームを超クイックに発信する時」だけです。初めたての実況者がこれを真似するのはあまりお勧めしません。

(実は有名配信者はスタッフを抱えているため、ちゃんとしたクオリティを短時間で出せる仕組みがあるんですが…)

なぜなら、ゲーム実況の視聴者は割とせっかちですので、ロード時間・映えないプレイはすぐ飛ばします。(僕は視聴者として見るときはとりあえず右側をダブルタップしています。)最悪、離脱されます。Youtubeは滞在時間を評価する傾向があるので、なるべく滞在してもらうよう飽きさせないようにしましょう。

まぁ、僕が観察した中だとほぼ無編集だけどすでに100人以上の登録者がいるチャンネルを見つけたのですが、これは若い女性(アイコンも声もかわいいかった)だったので男性実況者には再現性がないと思います

僕が1か月やってみて効率的なやり方だと思っている流れは以下です。

1.カット割り (ロード時間、ダンジョンの移動時間、雑魚戦、ボス戦の間延びしている時間をカット)

 → 1時間の動画でイベント量によりますが、15分~20分ぐらいに納めます

2.テロップ打ち ・効果音

 → テロップ枠はテンプレート化し、コピペのショートカットをすればかなり時間が効率化されます。テロップの有無は見やすさにめちゃくちゃ影響します。初見の視聴者にとっては、テロップは「こいつ今からしゃべるんだな」と理解の補助にもなりますので必須です。

 → 自分自身にツッコミを入れたくなった時に使う効果音はまとめておくと編集が楽です。登場シーンの「ドドン」やツッコミの「バシッ!」、お色気お姉さんの「あーん」といった典型的なものは無料サイトに多くあります

3.編集テスト

 誤字・脱字といった基本的なチェックから、初見の気持ちで見ることでわかりづらいツッコミ、邪魔になるような効果音がないかを確認します。

僕の場合はせっかちなのでカットしすぎて、イベントシーンの余韻が必要だなと思ったので、最近は少し余韻を残すようにしています。

そういえばアメトークの編集では芸人さんがリアクションした後に2秒程度何もしゃべらない「間」が存在します。これは番組プロデューサーが「視聴者が反応を楽しむ時間を作る」ということを意識からしているそうです。なかなか計算されていますよね。

といっても、また一から作り直すほどのことはこだわりがなければしなくても良いでしょう。始めたての場合は「しっかり本数をアップする」ことが大事ですので、改善点を見つけた場合は微修正を除いて、次の動画作成に活かすようにしましょう!

⑤拡散

いよいよ動画編集が終わったら公開になります。ただ公開しただけではほとんど見られませんのでSNSなどを使って拡散させる(インプレッションを増やす)必要があります。

⑤-1.最強の拡散ツールはやっぱりSNS

動画をアップしたらツイッター、Facebook、LINE、Instagram、TiktokとSNSで拡散しましょう。そのため、動画編集と並行して「SNSを育てる」という作業も併せてやる必要があります。

これ自体はまだまだ方法論を検証中ですが、理論は理解したので後は時間をかけるだけかなと思っています。こちらの方法論は別記事にしようと思います。

⑤-2.YoutubeやTwitterといった広告もありだが・・・

これは次の記事でご紹介しようと思っています。拡散のために広告を使うのは僕は賛成派です。結局知ってもらわないと登録者も増えません。

オーガニックに登録者を増やすことが正義ではないと思うので「時間を買う」という観点からも広告を使う価値はあります。

また、視聴回数が少なすぎるとデータ分析もできないため、無理やりにでも視聴回数を増やすように広告を使うことも一案です。費用も3000円ぐらいの少額設定も可能です。

ただ、ゲーム実況と広告はかなり相性が悪く、視聴時間/高評価率といったエンゲージメントがあまり良くならないです。広告をつけているだけで悪評価をつける人もいます。やっぱりへこみますw

ある程度の視聴時間がないと、動画のランクが上がらないので先行投資としてやるのはありかも知れません。高校・大学の同級生がめちゃくちゃいる人は、最初だけお願いして見てもらうことで代替できます。

⑥視聴者分析

ある程度、運用することができたら視聴者分析をしてみましょう

・どんな人にリーチしているか? (狙ったターゲットと合っているか)

・どのくらいのインプレッションがあるか? (当然多い方が見てもらえる)

・どのくらい視聴に遷移しているか? (クリックされて見てもらえるか)

・どこで離脱しているか? (最初の10秒ぐらいで結構離脱している)

といった点を見ながら、自分で改善できるところは改善していくといったサイクルを回してみましょう。サムネイルの改善やSEO対策のキーワード配置といったやり方も慣れてくると思います。


終わりに

ざっとゲーム実況の始め方・流れはこんな感じです。各論はたくさんあるので継続して記事を書いていこうと思います。本業があるので毎日書けないのは恐縮ですが、引き続き気付きなどがあったら書いていきます。


それでは、他の記事でもお会いしましょう。ばいばい!



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