サチコのことわざウナ⑨「遠くのサウナより、近くのホームサウナ」(遠くの親類より、近くの他人)
こんばんは。
サウナのサチコです。
今日のことわざは「遠くのサウナより、近くのホームサウナ」です。元になることわざは「遠くの親類より、近くの他人」。「遠くに住んでいる親類より、近くに住んでいる他人の方が親しみもあり頼りになる」という意味ですね。
しつこいようですが、これをサウナでは「遠くのサウナより、近くのホームサウナ」と言います。
つまりこういうことです↓
やっぱりホームだよね。
特筆すべきことは何もありません(笑)
ちなみに右側にちらりと写っているスパ・ラクーアも私は好きです。埼玉の庶民的なサウナと比較するために、おしゃれで規模の大きいラクーアを取り上げましたが、ラクーアはお風呂もサウナも休憩所もそしてご飯も最高です。ただ東京だし、私の家からはちょっと遠い。しかも入館料が高い。ここはぶらりと行くところではなく、朝から気合を入れていかなければならない場所なのです。
それに対して「彩香の湯」。こちらは以前の記事でも取り上げましたが(第8話)、埼玉の人にもあまり知られていない施設です。私の自宅からもそこそこ距離はあるんですが、庶民的なお風呂とサウナが疲れた身体を癒してくれる、落ち着ける場所です。ここか、あるいは草加健康センターを私のホームサウナにしたいなと密かに狙っています。
というのも、実は私の自宅から自転車で行ける距離にも、サウナが2か所あるんです。そっちがホームだろ!と突っ込まれるかもしれませんが、ここは近すぎる。知り合いがいるかもしれないと思うと、落ち着きません。
私にとってホームサウナとは、物理的な距離がそこそこで、精神的な距離がほどほどである場所。・・・抽象的ですみません(笑)
つまりラクーアでは物理的な距離がありすぎて、せっかく温まっても家に帰る頃には体が冷えてしまう。一方、自宅からすぐ近くのサウナ施設では、精神的な距離が保てずに、知り合いを見かけたら隠れなければならない(別に隠れる必要はないんですが)。だから「そこそこ」で「ほどほど」がいいんです。
皆さんにとってホームサウナの定義はなんですか? そういう場所がありますか? もしかして本当にご自宅にサウナがある、ホームサウナを持っているという方もいらっしゃるかもしれませんね。
さて。
サウナの他にも、私が癒されるものはいくつかあります。カフェで飲むコーヒー、居酒屋で飲む一杯目のビール、紙で読む本。でもよく行くカフェも居酒屋も本屋さんも、みんな今は休業中です。仕方なく家でコーヒーを飲み、ビールを飲み、電子書籍を読む日々。なかなか癒されません。
「やっぱりホームだよね」
サウナに関してはそう思っていますが、自宅(ホーム)が最高!とまでには、私はまだ至っていません。これまで楽しいことはすべて家の外にあったから。私にとっての「ホーム」はずっと外だったのです。
ステイホーム。
自宅を自分の心の「ホーム」と思えることが、「自粛」の大前提です。そのためには工夫が必要。この「サチコのことわざウナ」のおかげで、私の自粛生活もかなり楽しくなってきました。読んでくださっている皆さんにとっても、この場所が楽しみの一つになっていたらいいな。そんな思いで、毎日丁寧に書くようにしています。ネタが尽きるまで、サウナに行けるようになるまで、もう少しこの緩い「ことわざウナ」におつきあいください。
それでは今日はこの辺で。
また明日、「サチコのことわざウナ」でお待ちしています。
サウナのサチコより。