【焼鳥屋からプログラマーを目指す四十代の物語】⑥令和1年12月-その4
メモリ2GB
授業の最初の科目はJavaです。カレーですか?いいえジャバです。
開発環境「Eclipse」をインストールします。
伸びしろ界の第六天魔王、天下布武を目指すわたしとしては、もちろん家のPCにも入れて、万全な 復習したい ホトトギス。
インストール手順をしっかりとメモして帰宅したものの、実は想像をはるかに超える困難が待ち受けていたのです…。
まず、この当時持っていたPCは、「2014年製 Windows8 メモリ2GB」というスペックでした。もちろんこの頃のわたしには手持ちのPCのスペックを確認する能力はなく、そもそもスペックという概念もありません。
動くか、それ以外か。
そして。この住居は1年未満で退去する予定なので、ネット回線は引いていません。ポケットWi-fi(3日で10GBオーバーで通信制限)です。ちょっとアマプラでも見ようか、くらいなら十分な容量ですが…。
怖いな~怖いな~…なんか嫌だなぁ~…
さぁ、ここへ。64bit Full Editionをドーン!!
インストールの途中で通信容量がオーバーし、速度制限に。完了までの残り時間の目安が2日以上と表示されています。聞いたことのないPCの唸り声と震え。
そして青いぐるぐるがしばらく頑張っていたのですが、どうやら何もかもイヤになったらしく、フリーズしました。
PC虐待と言っても過言ではありません。
どうしようもないので、翌日、このPCを持って学校に行き、先生に相談します。
「家のパソコンでインストールできなかったんです…。どうしたらよいでしょう?」
PCとポケットWi-Fiを見た時の先生の衝撃は想像に難くありません。
先生「こ、このPCでは、、ちょっとエクリプスは難しいかもしれませんね、、、」
私「そうですか。新しいの買ったほうがいいですかね?」
先生「、、、高い買い物なので強制はできませんけど、、」
という顛末を、弟(家電量販店勤務・PC売り場担当)にLINEしたら、
「はぁ!?あのPCは、4年前に在庫処分特価9800円になってたから買っといたものだよ!!SEになんてとてもじゃないよ!!!」(しかも自分じゃ使い道なかったからわたしにくれたらしい)
と言われました。
パソコン買いに行ってきまーす。
新PCがうちに到着する前に落ちこぼれませんように。頑張れわたし。
続きます。
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