見出し画像

今さらですが、、、「名前を呼ぶ」

(次世代の人たちに、伝えたいメッセージや感じたこと、もしかしたらお役立つかもしれないな、と思うことを思いつくままに書いています。)
コーチングでは「褒めなくていい、承認しましょう」と言っています。
「承認」は英語でacknowledge。
まあ、言うならば「認める」ということです。
「承認」することによって、相手はやる気を出したり、セルフイメージが上がったり、また関係性も良くなります。
よく管理職の方とのコーチングセッションで
「部下をもっとほめなきゃ、と思ってはいるのですが、
どうにもこうにも照れくさくて。。」
お母さんとのセッションで
「子どもをもっとほめなきゃ、と思っているのですが、
ほめるところが見つからなくて。。」
(←絶対にそんなことはないと思いますが^_^;)
という方が多いです。
そんな時は承認してみてください。

そして承認にも「存在承認」と「成果承認」があります。
「成果承認」はそのままで成果を認めるもの。
「1等とれたね!」
「わーー、100点だ!」
というもので、皆さんもよく使っていらっしゃいますよね。
対して「存在承認」は、「その人がそこにいることをわかっているよ」というもの。
これはね、地味だけどパワフル。
挨拶、名前を呼ぶ、など。
つまり黙って会釈するより
「おはようございます。」
さらに
「おはようございます、○○さん。」
さらに一言。
「おはようございます、○○さん。今日もよろしくね。」
みたいな感じです。

これはコーチングスクールで習い、あちこちの研修でお伝えしたりしているのですが。
とても納得したことがあったので聞いてくださいませ。

私は昨秋からマシンピラティスに通っているのだけれど、
(前にも書いたかな)基本的に誰ともしゃべらない。
あ、インストラクターの方とはしゃべる。
それもピラティスの話とか、事務的な話とか。
インストラクターは4,5人いるんだけど、率直に言ってみんな似てるww
スリムで顔が小さくて、ニコニコしていて、ネイルがきれいww
レッスンの前に
「今日担当します○○です。」
と言ってくれるけど、ちゃんと聞いていなかった。
で、入店するときにメンバーカードをかざすのだけど、その時に
「こんにちは、さちこさん!」
と言ってくれるので、
「ははあ、ピッとするときに反映されるカードの情報をあちらのPCで確認しながら声がけしてるのね。」
と思っていました。
そうしたら先日、廊下ですれ違ったときも
「こんにちは、さちこさん!」
で、私は軽く驚いてしまいました。
だって、会員の人たくさんいるんですよ。
レッスンのたびに、たくさん入れ替わるし。
で、驚いた後、嬉しくなりました。
「私のこと、わかってくれていたんだ!」
って。
本当にささいなことですけどね、
一日気分が良かったです。
それから、私は彼女たちを識別し(!)サイトで名前を確認し、
ちゃんと名前を呼んでいます。

だからって彼女たちと生涯の親友になるわけではないけれど
(いや、もしかしたら、なるかもしれないけれどww)
なんか気分がいいなあ、と思っています。
これも「存在承認」。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?